【医療崩壊の足音・日本の病院7割が赤字で倒産する予兆】
皆さん、こんにちは。アイズルームです。
突然ですが、日本の病院の7割が赤字経営だという事実をご存知でしょうか?
一時期はコロナ禍の特需で経営が改善した病院もありましたが、インフレによる経費の高騰で、再び経営は悪化しています。物価や人件費、光熱費、そして高価な医療機器まで、あらゆるものが値上がりするなか、医療保険で定められた診療報酬はインフレに追いついていません。
昭和の時代、医師は高級車に乗り、富裕層の象徴でした。しかし、令和の今、多くの病院は経営難に苦しんでいます。このまま赤字が続けば、いずれは倒産してしまうでしょう。病院が潰れることは、患者が適切な医療を受けられなくなることを意味します。また、経営が悪化すると、病院は利益を優先せざるを得ず、不必要な治療や高額な手術が行われる危険性も否定できません。
さらに深刻なのが、人手不足です。長時間労働や重労働、仕事の重圧から、看護師を目指す人は減少し、医師も安定した収入を求めて美容整形などの自由診療に流れるケースが増えています。専門職である医師は、必ずしも経営のプロではありません。優れた医療スキルと経営能力は、まったく別の問題なのです。
少子高齢化が進む日本は、高齢者の医療費が増大し、医療崩壊が危惧されています。政府が民間病院の赤字経営を放置すれば、質の低い医療がはびこり、不必要な延命治療が増加する恐れもあります。私たちは、営利を追求するのではなく、国民が等しく正しい医療を受けられる社会を望んでいます。
アイズルームは、超音波診断装置やCTスキャン、MRIの開発に携わった経験を持つ前身の会社から始まり、レセプトやクリニックの経営支援も行ってきました。その経験から、私たちは日本の医療が抱える問題に深く関心を寄せています。
すべての人が適切な医療を受けられる社会を目指し、アイズルームはこれからも日本の医療問題について発信し、より良い解決策を模索していきます。