クライアントの問題解決コンサルタントをしているアイズルームです。

私たちは、起業家の皆様が直面する課題解決をサポートする中で、一般住宅やビジネスの世界で横行する悪徳商法から皆様を守ることに力を入れています。なぜなら、これらの社会問題は、ビジネスの成長を阻害し、私たちの暮らしにまで暗い影を落とすからです。

一般の方を狙う「匿名流動型犯罪」の魔の手
皆さんは「匿名流動型犯罪」という言葉をご存知でしょうか?

これは、特定の個人を狙うのではなく、不特定多数の人々を対象に、見つかりにくい手段で繰り返し行われる犯罪の総称です。特に、戸建て住宅を狙った犯罪では、何の予兆もなく突然訪れる「点検商法」がその代表例です。

私たちのブログ読者の皆様の中にも、ご自宅に怪しいリフォーム業者が訪ねてきた経験があるかもしれません。彼らは、主に抵抗しにくい高齢者や主婦を狙い、「屋根が壊れている」「床下にシロアリがいる」などと不安を煽り、高額な契約を迫ります。しかし、本当に良い商品やサービスは、こうした強引な営業を必要としません。インターネットで情報があふれる現代において、「飛び込み営業」や「テレアポ」は、もはや悪徳商法の名残でしかないのです。

最近のニュースでも、悪質な手口が後を絶ちません。例えば、電力自由化に乗じて「電力会社の検針員」を装い、検針票をだまし取って個人情報を盗むケースや、災害後に「保険金で修理できる」と持ちかけて、不必要な高額リフォームを契約させる「災害便乗商法」も増えています。これらの手口は、私たちの「無知」や「不安」につけ込む、卑劣な犯罪です。

起業家を狙う悪の魔の手
さて、このブログをお読みの皆様の多くは、会社を経営されている、あるいはこれから起業を考えている方々だと思います。実は、悪徳商法の手口は、個人宅だけでなく、法人向けにも存在します。

会社を設立すると、瞬く間に情報が流出し、怪しい業者から狙われるようになります。

コピー機のリース営業: 高額なリース契約を結ばせ、必要のない機械を売りつけます。

IT補助金詐欺: 「IT補助金が使えます」と言いながら、補助金を活用した不必要なシステムを売り込んできます。

信用調査会社: 登録料を請求するだけで、実態のない信用調査をうたう業者もいます。

サイバーセキュリティ対策: 不安を煽り、必要のない高額なセキュリティ機器をリースさせようとします。

掲載詐欺・取材商法: 「書籍に掲載しませんか」と持ちかけ、高額な掲載料を請求します。

団体入会詐欺: 「この団体に入ったら仕事が増える」と嘘をついて、会費を巻き上げようとします。

これらの悪の魔の手は、まさに「社長の隙」を狙って忍び寄ってきます。しかし、本当に良いサービスを持つ会社は、テレアポや飛び込み営業を必要としません。社員の定着率が低く、提案される商品もろくなものではない、そんな会社がほとんどです。

悪徳商法に負けないために
昭和の時代には通用した強引な営業手法は、今となっては悪の温床でしかありません。

私たちアイズルームは、起業家として日々奮闘する皆様が、こうした無駄な時間や金銭を浪費することなく、本当に価値のある事業に集中できるようサポートしたいと考えています。そのためにも、まず「怪しいと感じたら、きっぱりと断る」という毅然とした姿勢を身につけてください。

個人も法人も、悪徳商法という社会問題から身を守るために、私たちは今後も皆様に役立つ情報を提供し続けます。どうぞ、ご自身のビジネスと暮らしを守るために、悪の魔の手から逃れる術を身につけていきましょう。