今日の朝もモカのマグカップで☕コーヒータイム。

写真のトイプードルは13歳で他界したモカです。

一緒に車中泊で京都旅行に行き、木屋町と祇園の鴨川沿いの遊歩道を散歩しました。

私が海を好きだったこともあり、葛西臨海公園やお台場の人工海岸などにも一緒に行き、海を見ながらのんびりとした至福の時を過ごしました。
モカが太陽の光を浴びて自由に安全に遊べるように、自宅の庭を人工芝に張り替えて緑と花で覆われた広いスペースをつくりました。
犬は純粋に人を愛してくれます。仕事で疲れていても自宅へ戻ると、ピョンピョンと跳ねながらモカが出迎えてくれました。

モカはてんかんという持病を抱えていて、時折、激しい発作が出ました。そのたびに死んでしまうのではないかという不安にかられたものです。薬も毎日飲ませる必要があり、その薬を吐き出すので無理やり飲ませるのは大変でした。動物病院へ定期的に行く必要があり、ある程度家計に余裕がないと飼育が困難な状態でした。

大きな腫瘍ができ、手術をする際に麻酔を使っても大丈夫かどうか、てんかんとの問題もあり覚悟を決めて手術をしました。幸い手術は成功し、大きな傷は残ったものの無事に退院してきました。

13年間一緒にいましたが、最初の10年間は一緒に住めたのですが、最後の3年間は会社の業務が拡大し拠点を増やしたために、自宅には週末しか戻れなくなりました。一緒に住んでいた時は必ず夜は一緒に寝ていましたが、家に帰る日数が減るにつれてベッドに入ってくることはなくなりました。

他界する数日前からだけ、なぜか私のベッドの下で寝るようになりました。

今思えば、もっとモカとの時間を大切にするべきだったと後悔しています。

今は私の生活空間の至る所にモカの写真があります。しかし、私に向かって吠えたり駆け寄ってくることはありません。

モカは私にとって大切な家族でした。失ったからこそわかる、本当に尊い愛情を私にくれました。いつも愛しい顔をして遊んでくれて、私に向かってきてくれました。食べ物の好き嫌いが多く、病気がちで手のかかる愛犬でしたが、私にとって一番大切な宝物です。

モカとの記憶を忘れることなく、たくさんの写真と記憶の中でこれからも思い出を宝物に生きていきます。