【奇跡の出会いが育んだ成功の礎!京都・四条烏丸で挑んだベンチャー企業の熱き10年間と、祇園の夜に咲いた人情の華】

      

【奇跡の出会いが育んだ成功の礎!京都・四条烏丸で挑んだベンチャー企業の熱き10年間と、祇園の夜に咲いた人情の華】

セブンパークアリオ京都物産展の八ッ橋に関する商品の写真です。

添付の写真は、良き思い出が詰まった京都 物産展の一コマです。本日は、私の人生における特別な期間、京都での活動を振り返らせていただきます。

京都支店を開設したのは今から約15年前。以来、熱い思いを胸に10年間を過ごしました。事務所を構えたのは、四条烏丸の近く。多くのベンチャー企業が集結する、活気溢れるスタートアップビルの一室でした。

当時の私たちのミッションは、主に上場企業を中心としたクライアントへの、問題解決の顧客サポート代行。同時に、富裕層向けの高級マンションの売買といった不動産事業も手掛けておりました。

《華やかな京の夜と古都の情景》
特に印象深いのは、キーマンとなるクライアントの接待です。この時期、今は無き祇園の最高級老舗クラブ「胡蝶蘭」の大ママには、公私にわたり大変お世話になりました。そのご縁で、京都に住んでいらした有名な競馬騎手や、太秦での撮影で滞在されていた大俳優の方々とご一緒させていただくという、貴重な経験にも恵まれました。

京都の街は、人を深く魅了してやみません。四条通から一本入ると、そこには時間が止まったかのような独特の古民家的な街並みが広がります。鴨川や高瀬川の川のせせらぎを聞きながら路地を歩けば、都会の喧騒から解き放たれ、心が洗われるような清々しい気持ちになります。特に日が暮れて、提灯の明かりが石畳を照らし始める祇園の夜の風景は格別です。風情あるお茶屋さんが並び、そっと暖簾をくぐる芸舞妓さんの姿は、まるで一枚の浮世絵のようでした。

《夢を追いかけたオフィスと熱意の結晶》
東京本社から京都支店までの道のりは、新東名を走り520キロ、車で約5時間の長旅です。効率を最大限に高めるため、支店には折りたたみベッドを運び込み、深夜のうちに東京から移動し早朝に京都到着、少し仮眠を取ってから業務をスタートさせる、そんな日々でした。

事務所を構えたビルは、私たちと同じように若く、成長過程にあるベンチャー企業が周りに多く、ビル全体が生き生きとしたエネルギーに満ちていました。

立地の良さも抜群でした。オフィスの周辺は、東京の銀座にも比肩する華やかな四条烏丸の商業エリア。そして、夜の顔を持つ木屋町や祇園へも、歩いてわずか30分という近さです。体力が許せば京都駅にだって歩いて行ける距離でした。

改めて感じたのは、京都の道路の素晴らしさ。碁盤の目のように区画整理が徹底されており、初めての方でも迷いにくく、すぐに道を覚えることができました。

《人との出会いがもたらした成功》
京都のお客様には、本当に温かく接していただきました。週末は、取引先という枠を超え、いつも一緒に食事をさせていただくのが恒例となっていました。

中でも、特に親身になってくださった上場企業の担当者の方には、定年後に当社に来て働いていただくという、夢のような展開も実現しました。また、別の、優秀な担当者で九州へ戻られた方には、その後、当社の福岡支店の支店長になってもらうという形で、大切なご縁を未来につなぐことができました。

本来、私の会社は上場企業と直接取引できるほどの規模ではありませんでした。しかし、東北電力様をはじめ、様々な上場企業様との取引が可能となり、会社の礎が築かれたのは、まさにこの京都支店での成功という実績があったからだと確信しています。

すべてが、今となっては良き思い出です。あの時、あの街で出会ったすべての人、すべての風景が、今の私を支える宝物となっています。