【《命を燃やす闘い》末期がんと宣告されても幼い子のために生き抜く母親の壮絶な日常と、人生の輝きを問い直す私たち自身の生き方】

本日ご紹介するのは、末期癌という過酷な運命に立ち向かい、その闘病生活をYouTubeで赤裸々に発信し続けている「ゆみ_STORY 【がんと生きる】」チャンネルです。
幼いお子さんを持つお母さんであるゆみさんは、癌が見つかり、やがて余命宣告を受けました。しかし、残されたお子さんとの時間を一秒でも長く生きるため、度重なる再発から逃れることなく、抗がん剤や様々な最新医療に挑戦し続けています。その壮絶な痛みと向き合いながら、日々を懸命に生きる姿は、見る者の胸を強く打ちます。
理路整然と語られる「命のリアル」
ゆみさんの配信の特筆すべき点は、その圧倒的な情報量と明快さです。
本来なら激しい体調不良に苦しんでいるはずなのに、まるで医療関係者のように、具体的な治療方法、投薬の種類、そして抗がん剤治療に伴う神経障害などの副作用について、理路整然と、そして非常にわかりやすく解説してくださっています。これは、ご自身の命と真摯に向き合い、知識を深めてきたからこそできる、「命のリアル」な情報発信です。
親としての共感と、自問自答の原動力
私自身、視覚障害を持ちながら、今年3度の入院と手術を経験しました。腎臓の数値は悪化し、病状は決して良い方向に向かっているわけではありません。しかし、末期癌と闘うゆみさんに比べれば、私にはまだ「もう少し時間がある」のだと痛感させられます。
ゆみさんが「少しでも長く生きていたい」と願うのは、愛する幼いお子様のため。私にも二人の子供がおり、彼らが大人になった今でも、自分の命より大切な「宝物」であるという親の気持ちは痛いほどよくわかります。子供の成長を見守る日々は、親にとって何物にも代えがたい幸福感に満ちています。ゆみさんは、あの辛い抗がん剤治療や延命治療を通して、日々のわずかなお子様の成長を何よりのエネルギーにされていることでしょう。
仕事が教えてくれる「生きる輝き」
アイズルームの代表である私自身も、障害や病気を抱えながら仕事を続けています。なぜなら、私にとって仕事をしている時こそが「一番輝いている瞬間」だと知っているからです。
私たちの会社では、難病患者、障害者、高齢者の方々を採用しており、中には余命宣告を受けた末期癌の社員も、体力の限界まで勤務を続けています。早々に仕事を辞めて治療に専念する方もいれば、「仕事をしている方が気が紛れる」と感じる方も存在するのです。
私の仕事は、赤字企業の経営再建や生活弱者の就労支援・居住支援を通して社会に貢献すること。ゆみさんのように、過酷な病状の中でも懸命に生きようとする姿は、「まだまだ私にもできることがあるのではないか」と自問自答する原動力となっています。私は、居住支援を通して、孤独に悩む難病患者の方々に寄り添い、少しでもお手伝いできたらと強く願っています。
すべての人に問いかける「生きる意味」
「ゆみ_STORY 【がんと生きる】」は、ただの闘病記録ではありません。
生きることはどういうことか、人生とは何かを深く考えさせられる、哲学的な学びを与えてくれる番組です。ゆみさんの番組は、少なくとも私にとっては大きな心の支えとなり、「もっと自分も頑張ろう」と強く奮い立たせてくれます。
私たちは皆、明日突然、癌が見つかり余命宣告を受けるかもしれません。だからこそ、今の自分を大切に、今できることを少しずつ、懸命に頑張って生きていきましょう。
この感動的なYouTubeチャンネルを、是非皆さんにも一度ご覧いただきたいと強く推奨します。
今後もアイズルームは「ゆみ_STORY 【がんと生きる】」チャンネルを応援し、障害福祉に関する話題をブログにて発信して参りますのでよろしくお願いいたします。
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