​皆様、日頃より「アイズルーム」の活動にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
​昨日は、北小金駅前ロータリーでのクリスマスイルミネーション点灯式がありました。実際に鮮やかな光景を目にすることはできませんが、現場に響く学校の方々による吹奏楽の演奏、特に幻想的なディズニーの曲の音色から、そこに広がる美しい世界観を感じ取ることができました。毎年この時期、北小金駅前ロータリーの小さな空間に灯るイルミネーションは、多くの方の心を温める楽しみとなっています。

​第1のテーマ 北小金駅前の幻想的なイルミネーション
​北小金駅前ロータリーのイルミネーションは、規模は小さくとも地域の冬の風物詩です。
​点灯式では、学校の吹奏楽が華を添え、特にディズニーの楽曲が流れると、その場の空気が一変し、より一層幻想的な雰囲気になりました。
​視覚に頼れない私たちにとって、その場の音や空気感、そして周囲の方々の喜びの声が、光の輝きを伝えてくれます。来年こそは同行援護を利用し、光の強弱や色の移り変わりをガイドヘルパーさんの言葉で詳しく説明していただきながら、この季節のきらめきを楽しみたいと願っています。

​第2のテーマ 北小金駅近く本土寺の美しい紅葉狩り
​北小金駅の近くには、「あじさい寺」として知られ、また「本土寺（ほんどじ）」という古都のような美しい風景を持つお寺があり、これから紅葉狩りのシーズンを迎えます。
​本土寺の紅葉は、その鮮やかさで大変有名で、赤や黄色に染まる木々が訪れる人々を魅了します。
​私たち視覚障害者にとって、紅葉は見れませんが、落ち葉を踏む音、風に揺れる葉のざわめき、そしてガイドヘルパーさんによる「もみじの葉の繊細な形」や「色の濃淡の移り変わり」の詳細な説明によって、その美しさを深く感じることができます。
​この繊細な風景の変化を、来年こそは行動援護を利用し、体験したいと思っています。

​第3のテーマ 同行援護サービス提供の現状と課題
​私自身、5ヶ月前に同行援護の認定を受けながらも、松戸市内でのサービス提供事業者のガイドヘルパーの人員不足が深刻で、未だに支援を受けられていないのが現状です。
​同行援護は、通院や趣味、社会参加など、視覚障害者の普段の行動支援として必要不可欠なサービスです。
​行政が制度を整えても、実際に支援を行う「担い手」が不足しているため、特に高齢の視覚障害者など単独での外出が危険な方々にとっては、社会参加の機会が失われかねません。
​松戸市内の視覚障害者の方々からも、「サポートしてくれる事業者がいない」という切実な要望をいただき、「アイズルームでぜひサービス提供をしてほしい」という声も上がっています。
​皆様の期待に応えるため、私は「アイズルーム」で同行援護サービスを提供することを真剣に検討していますが、管理責任者の資格取得やサービス提供責任者の確保など、いくつかの大きな課題（ハードル）に直面しており、現在、準備を進めている段階です。
​視覚障害者の「行きたい」という気持ちと「安全に」という願いを叶えるため、この課題を乗り越えたいと考えております。

​第4のテーマ 松戸市視覚障害者協会（松視協）の活動と入会のお願い
​私たちは、視覚障害者が松戸市内でより楽しく、安心して生活できる社会を目指して、「松戸市視覚障害者協会」の活動にも積極的に取り組んでいます。
​協会の活動は、行政や厚生労働省への働きかけ、視覚障害者同士の情報交換、そして新年会、カラオケ、ぶどう狩り、日帰り研修バス旅行など様々な定期的なイベントを通じて、お互いの生活を豊かにし、幸福感を向上させることを目的としています。
​市内に在住の視覚障害者の皆様、ぜひこの協会にご入会いただき、活動を共にしませんか。
​年会費は3,000円となります。
​詳しくお話を聞きたい方は、本ブログ下の問い合わせ欄からご連絡をいただきましたら、折り返しより詳細なご説明をさせていただきます。

​私たちは、互いに支え合い、楽しみを分かち合うことで、少しでも明るく充実した生活を送りたいと考えています。
​今後とも「アイズルーム」の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

​#同行援護 #松戸市 #視覚障害者支援 #北小金 #本土寺