【千葉県初上陸テラスモール松戸店「ペコちゃんmilkyドーナツ」】
上記写真は、千葉県初上陸、テラスモール松戸店の「ペコちゃんmilkyドーナツ」行列の様子です。アイズルームでは、障害福祉の観点から東葛地区(松戸市・柏市・流山市)の商業施設を巡回し、市場調査を行いblog記事にまとめて発信しております。アイズルームの代表は視覚障害者である為、健常者の方とは少し違った観点から勝手な意見を申し上げております。本日は比較的新しく出来たショッピングモール「テラスモール松戸」の視察となります。平日の夕方16時1階を歩いていたら、本日同行したサポートスタッフからものすごい行列が出来ている、と聞きました。私は視覚障害者の為、白杖を使い歩行しております。行列の原因は、ドーナツ屋さんの新規オープンでした。平日なのに50名以上の方が行列に並んでいました。商品はmilkyドーナツ3種類とソフトクリームで、ドーナツは165円とお手頃価格でした。今回も行列に並んで買おうとしましたが、同行したサポートスタッフに待ち時間が掛かるので次の予定がありダメです、と拒否され泣く泣く諦めました。
新しく出来た「ペコちゃんmilkyドーナツ」の角を曲がった所に、上記写真の「横浜かがり庵」の鯛焼き専門店があります。私のブログを読んでいる方はご存じだと思いますが、最近鯛焼きにはまっています。こちらのお店は待っている方は7名位だったので、同行スタッフにも許可をもらい、くりあん(250円)とクリーム(210円)の鯛焼きを買いました。本当は小倉あんとチョコレートを購入しようと思っていましたが、両方とも作るのに10分掛かると言われてしまい、出来上がっている物を購入しました。こちらの鯛焼き屋さんは、平日は行列が無く、待っていても二組くらいですぐに買えるのですが、本日は隣のドーナツ屋さんが大盛況でそこのお客様が流れてきているようです。ショッピングモールは、「ペコちゃんmilkyドーナツ」のような流行店などを呼び込む事で、関係のない類似したお店まで混んでくるという事が分かりました。先週の市場調査でも越谷レイクタウン風で、今人気の「代官山Candy apple」に大行列が出来ていました。こちらはインスタ映えする艶やかなスィーツで、丸ごとのりんごを飴でコーティングした専門店です。
本日も松戸テラスモールを散策しましたが、車椅子の方や白杖使用の方、つまり障害者の方にお会いする事は出来ませんでした。身体障害者の方が比較的簡単に出歩けるように、アイズルームでは下記の5つの設置推進活動を、地方自治体や福祉に理解のある政治家の方と共に進めています。
①点字ブロック 視覚障害者が足裏の触間隔で認識できるよう突起を表面につけたもので、視覚障害者を安全に誘導するために地面や床面に敷設されているブロック(プレート)の事です。
②音響式信号機 信号機が青になったことを視覚障害者に知らせる為、誘導音を出す装置が付いている信号機の事です。
③ホームドア 鉄道駅において、プラットホームからの転落や列車との接触事故防止などを目的として、線路に面する部分に開口部を持った仕切りの事です。
④多目的トイレ 車椅子使用者が利用できる広さや手すりなどに加えて、オストメイト対応の設備、おむつ替えシート、ベビーチェアなどを備える事で、車椅子使用者だけでなく、高齢者、内部障害者、子供連れなどの多様な人が利用可能としたトイレの事です。
⑤スロープ(バリアフリー) 緩やかに傾斜した通路の事で、車椅子やベビーカーなどでも通行しやすく、足腰の弱い高齢者や小さな子供にも歩きやすくしたものです。