【社会起業家・視覚障害者社長活動Blog】

      

【社会起業家・視覚障害者社長活動Blog】

視覚障害者社長の活動報告Blogトップページ画像です。

アイズルームは、障害者の方が幸せに暮らせる社会をつくる為に、問題解決を行うスタートアップです。

アイズルームBlogでは、社会起業家である視覚障害者社長の日々の活動を通して、問題解決が必要なテーマを見つけてBlog記事を配信しています。

代表の私は、7年程前から視覚障害者になりました。また、学生時代にサッカーの試合中、脊椎損傷し両足に痺れがあります。

腰回りの筋肉を鍛えないと車椅子になるリスクがあり、毎日適度な予防運動をしています。

私が住んでいるのは東葛地区(松戸市・柏市・流山市)で、大きな公園(松戸市・21世紀の森と広場、柏市・柏の葉公園、流山市・流山総合運動公園)があり、天候のいい日は4千歩を目途に、同行サポートスタッフと白杖を使い早歩きでウォーキングをしています。

天候が悪い日は、大型ショッピングモール(松戸市・テラスモール松戸、柏市・アリオ柏、柏市・ららぽーと柏の葉、柏市・モラージュ柏、柏市・イオン柏、流山市・おおたかの森SC)で公園と同じように室内でウォーキングをしています。

同行サポートスタッフが忙しく時間が取れない場合には、エアロバイク(FIT BOX)でウォーキングと同じ程度の運動をします。

健常者の時は、仕事上営業活動や出張などで何も気にすることなく1万歩程度毎日歩いていましたが、視覚障害者になってしまうと知らない場所に一人では行けなくなり、行動範囲が著しく狭くなり結果的に運動不足になります。

また、自宅の周りは道路が狭く整備されておらず、歩行者と車両との区別が曖昧で事故の危険性があり、重要な予定でもない限り一人での外出は控えないと交通事故に合ってしまいます。

目の障害により情報の8割が遮断され、残りの2割の機能で五感を研ぎ澄まし行動しないとなりません。

タクシーも利用しますが、目的地に確実に降ろしていただかないとクライアントのビルに入るのも大変だし、エレベーターを探してボタンを押すのも一苦労です。

東京の都心は周りに人がたくさんいますので、何か分からない事があれば道順を確認できますが、地方に行く時は周りに人がいないとスマホの歩行支援アプリを使っても迷子になってしまいます。

打ち合わせではメモを取る事が出来ないので、基本的には重要な事だけを頭に記憶します。

レコーダーに録音をする事もありますが、長い会議をレコーダーで録音し文字変換すると、聞き直すだけで倍の時間が掛かり効率が悪い。

健常者より情報が少ない分、仕事に対して集中する事が出来ます。視覚障害者で無趣味の私は仕事が全てなので、健常者より効率が悪くても集中力と仕事量で他の経営者と同等の仕事が可能となります。

アイズルームでは、障害者の方が主体となり、お互いの障害を乗り越えてサポートしあいながら、自らの力で就労を創造する事を目標としています。

障害や難病により、いったんは人生を諦め死を考えたような思いをしたスタッフが、再度人生を少しずつ取り戻すという事が出来るような会社です。