【視覚障害者の就労支援は企業にもメリットあり! 知られざる助成金と受け入れのポイント】
アイズ ルームは、障害・福祉に関する情報を毎日ブログで発信しています。当社の事業の柱は、障害者の就労支援と居住支援です。
アイズ ルームの代表は、重度の視覚障害を持つ当事者です。障害者の中でも視覚障害者の数は少なく、目から得られる情報が遮断されると、情報の8割が欠損すると言われ、就労が困難になります。十分な訓練を積んでいない場合、白杖を使っての移動も危険を伴い、通勤も困難です。
駅のホームからの転落事故が多発していることから、私たちは、障害・福祉に尽力している政治家の方々と協力し、ホームドアの設置推進に取り組んでいます。これと同じように、歩く経路が分かりやすくなるよう、点字ブロックや音声信号機の設置、また、トイレの流すボタンが分からなかったという当事者の声を受けて、多目的トイレの設置なども推進しています。
視覚障害者は、周囲の環境さえ整えば、就労は十分に可能です。視覚的な情報遮断というデメリットを除けば、精神面は健常者と同じように安定しています。
重度視覚障害者の採用で企業が得られる助成金について
本題である視覚障害者の就労支援についてお伝えします。
重度視覚障害者を雇用する企業には、他の障害者と比べて手厚い助成金が支給されます。これは、障害の等級によって金額が異なります。
厚生労働省の資料によると、視覚障害者の中でも特に重度の障害を持つ方(障害等級1級または2級)を新たに雇用した場合、企業は特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)の対象となり、最大で(助成対象期間3年間)40万円×6期=240万円の助成金を受け取ることができます。これは、企業側にとって大きなメリットとなります。
視覚障害者の採用を検討されている企業様へ
アイズルームは、視覚障害者の採用を検討している企業様に対し、無償でコンサルティングを行います。
採用するにはどうすれば良いのか?
職場でどのような配慮や対策が必要か?
など、具体的なアドバイスを提供いたします。
私たちは、障害者の居住や就労を支援し、誰もが生き生きと暮らせる社会を作ることを心から願っています。
視覚障害者の採用にご興味のある人事担当者の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
また、就職や転職を考えている千葉県東葛地区の視覚障害者当事者の方も、アイズルームがご相談に対応させていただきます。同じ障害当事者として、あなたに合ったライフプランを一緒に考え、アドバイスいたします。