【歯科医院での課題と矯正治療の最先端情報・視覚障害者の体験談と娘の矯正治療の選択】
視覚障害者の私が、歯科医院での一般治療で困っていること、そして娘が歯科矯正をするにあたって歯科医院を2件回って話を聞いてきたことをまとめました。
まず、私が歯科医院で困っていることです。
・スリッパへの履き替えや診察台までの移動が一人では難しい
・うがいをする際にコップの位置がわからず、時間がかかる
・レントゲンや口腔内写真など、画像による説明が理解しづらい
これらの問題に対して、歯科医院側は付き添いやスタッフのサポート、言葉による説明などで対応してくれていますが、やはり不安は残ります。
次に、娘が歯科矯正をするにあたって話を聞いてきた、2件の歯科医院での矯正方法についてです。
1件目の歯科医院では、ワイヤー矯正を勧められました。ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという装置をつけ、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく矯正方法です。費用は高めですが、ほとんどの歯並びに対応できます。ワイヤー矯正には、表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル矯正、部分矯正など、さまざまな種類があります。
2件目の歯科医院では、インビザラインを勧められました。インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置で、目立たずに矯正できるのが特徴です。ワイヤー矯正と比べて、費用は少し高めになることが多いです。インビザラインは、透明で目立たない、取り外しができる、痛みが少ないといったメリットがあります。
娘の歯並びやライフスタイル、予算などを考慮して、どちらの矯正方法が合っているか、歯科医と娘がよく相談して決める事になると思います。
私は以前、歯科医院の経営改善コンサルタントをしておりました。
歯科医院は増え続け、現在経営がどこも厳しくなっています。そのような中で、保険治療から自由診療に切り替える歯科医院も増えています。
主な治療はホワイトニング、インプラント、歯の矯正です。これらの治療は高額な為、歯科医院の経営改善となります。
しかし貧困社会の日本では、保険治療で経営難でも頑張っている歯医者さんの存在が、地域社会の暮らしを支えています。