【住まいのバリアフリー化へ! 千葉・東葛地域で始まる「居住支援」の新たな取り組み】

      

【住まいのバリアフリー化へ! 千葉・東葛地域で始まる「居住支援」の新たな取り組み】

視覚障害者の団体が役所を訪問し、日頃の活動報告を市役所の広報課職員へ会議室で説明をしている画像です。
9月に入り、私たちは新たな活動に力を入れています。昨日は、アイズルームの顧問先である「NPO 法人結」・「結いんくるほーむ」の代表と共に、千葉県東葛地域における「居住支援」の普及活動をしてまいりました。

結さんは、柏駅東口から徒歩3分という非常に便利な場所にあります。ビル全体が事務所兼作業所となっており、活動の拠点としています。

まずは、我孫子市の福祉課と包括支援センターを訪問しました。その後、柏市の障害福祉課と包括支援センター、社会福祉協議会にも足を運びました。

そこで伺ったのは、物件の老朽化で転居を余儀なくされる方、高齢者や生活保護を受給されている方など、さまざまな事情で新しい住まいが見つからず困っている方がたくさんいらっしゃるというお話でした。現在、我孫子市と柏市には居住支援を専門に行う法人がないため、結さんのグループがその役割を担うことになり、アイズルームが経営コンサルタントとしてサポートに入っています。

「住まい」をあきらめない社会へ
千葉県東葛地域では、「セーフティネット法」に基づく居住支援の体制整備が遅れているのが現状です。そこで、アイズルームが専門とする福祉不動産に特化した居住支援コンサルティングと、NPO 法人結の地域に根ざした包括的な福祉サービスを組み合わせることで、遅れていた居住支援の体制を力強く構築していきます。

この取り組みをさらに推し進めるため、今週の木曜日には、千葉県庁を訪問します。東葛地域での居住支援活動について、これまでの取り組みと今後の方針について打ち合わせを行う予定です。

居住支援法人が目指すのは、誰もが安心して暮らせる社会です。障害、年齢、貧困、国籍などを理由に住まい探しが困難な方、過去に家賃滞納歴があり保証会社を利用できない方、犯罪歴があり審査が厳しい方、ひとり親家庭の方、身寄りがなく緊急連絡先がない方など、どのような方でも受け入れ、住まい探しのサポートをいたします。

まずはご相談ください。あなたの悩みに寄り添い、物件探しから引越し、入居後の生活サポート、行政サービスとの連携までをワンストップで支援します。

不動産契約にかかる費用はご本人様、もしくは福祉課からお支払いいただきますが、居住支援のサポート自体に費用はかかりません。お困りの方は、こちらをタップしてぜひお気軽にお問い合わせください。