【依存症という落とし穴・JAL機長飲酒問題から見る、自己制御がもたらす悲劇】

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今日のテーマは、アルコール依存症
今年8月に発生したJALの飲酒遅延処分について詳しく解説します。
JALの飲酒遅延事件
この事件は、2025年8月に実際に起こったものです。ホノルル発成田行きのJAL機において、乗務前のアルコール検査で機長から社内基準値を大幅に超えるアルコールが検出されました。
事件の経緯
飲酒: 機長は乗務前日にホテルのバーと自室で飲酒。
検査: 翌朝の乗務前検査で、基準値を大幅に超えるアルコールが検出され、乗務から外されました。
遅延: 代替の機長を手配する必要が生じ、フライトは大幅に遅延しました。
この事件は、安全を第一にすべき航空会社のプロフェッショナルが、自己管理を怠った結果として多くの乗客と会社に多大な影響を与えた事例です。
会社の対応
JALはこの事態を重く見て、社長以下、関係する役員や社員が減給処分を受けました。これは、一人の従業員の行動が会社全体の信用と、多くの人々の生活にどれほど大きな影響を与えるかを示す事例です。
アイズルームは問題解決コンサルタントをしておりますが、アルコール依存症から様々な問題を引き起こす方が後を絶ちません。
この問題の機長は、アルコール依存症、お酒を口にしたら適量で止めることができないんだと思います。特殊な飛行機の運転手という仕事さえ辞めてしまえば、基本的には優秀な方だと思いますので飲酒と関係ない仕事に就くべきだと思います。
厳しいかもしれませんが、お酒、タバコ、ギャンブルは世の中になくても人間は生きていけます。自分で制御ができない方は、依存症だと思われる方は失敗を繰り返さないためにも一切きっちりやめるべきです。アルコール依存症で苦しんでる方に話を聞いたら、断酒会だけではなく減酒会もあると言ってました。その方は、お酒もやめていないでタバコもやめられていません。やめる努力はするが結局両方ともやめられないような話をしていました。
依存症に悩み仕事ができなくなり最終的に生活保護になってしまいます。生活保護になってもお酒とタバコはやめられなく、生活保護費が少ないと文句を言う始末です。
酒、タバコ、ギャンブル、ご自身のお小遣いの範囲内で制御できればもちろん問題ありません。世の中の大半の方は自己制御できて普通に生活していますが、それができない方もいるのです。
拳銃所持も同様の問題です。欧米では自分の身は自分で守ると拳銃所持を認可しています。しかし自分の身を守るのではなく、他者に被害を起こす銃乱射事件が絶えません。日本でも銃刀法違反があります。長い刃物を持って歩いてはいけないのです。自分の身を守るためでも刃物を持っていると人を刺してしまうケースがあるからです。
つまり人間は愚かです。自己の制御が効かないのです。核兵器だって持っていれば戦争で使ってしまいます。大麻だって許してしまえばそこから加速してもっと強い麻薬に移行してしまいます。
私は様々な依存症から、犯罪を起こした方や生活が成り立たなくなり生活保護になってしまった人たちを見てきました。依存症があるようなものにはできる限り近寄らない、やめられるなら完全にやめる。本当の依存症になってしまったら治療しても死ぬまで治りません。
人生は悪い方向へと動き出したら自分の力では止められなくなります。それに関わる人たちも全てが不幸になってしまいます。
できることなら生きることに必要のない悪い習慣はやめてください。