【目の見えない経営コンサルタントが描く「真の自立」と「共生社会」の未来図 – 公的サービスの問題を超え、千葉県東葛地域から始める視覚障害者支援ビジネスへの挑戦】

      

【目の見えない経営コンサルタントが描く「真の自立」と「共生社会」の未来図 – 公的サービスの問題を超え、千葉県東葛地域から始める視覚障害者支援ビジネスへの挑戦】

アイズルームの業務内容に関する資料です。

中小企業の問題解決を専門とする経営コンサルタントをしている私ですが、現在、視覚障害者(身体障害者手帳1級)として日々活動しています。

視覚障害者の移動の壁:公的同行援護サービスの限界と課題
仕事柄、お客様への訪問先は多岐にわたり、毎日場所が変わります。しかし、視覚障害者にとって不可欠な移動支援である「同行援護(ガイドヘルパー)」の公的サービスは、現状、大きな課題を抱えています。

ご存知の通り、公的な同行援護サービスは、通学や通勤といった「就労・経済活動」に関わる移動には適用されません。つまり、経営コンサルタントとしての私の仕事での移動には使えないのです。同じ場所への通勤であれば、白杖での単独歩行訓練を重ねることで可能になりますが、訪問先が日々変わる私の仕事では、慣れない場所への移動のたびに同行援護が必要となります。

私はこれまで、自前のスタッフや社会福祉協議会からのボランティアスタッフに同行援護を依頼してきましたが、これは持続可能な形ではありません。

この課題を解決するため、そして就労支援や居住支援といったボランティア活動への移動に公的サービスを使いたいという思いから、市役所の障害福祉課に同行援護の申請を依頼しました。

認定までの長い道のりと制度への不信
申請から認定までのプロセスは、想像以上に長く、非効率でした。民間の認定員による自宅でのヒアリング、主治医への診断書取り寄せ、そして認定会議。結局、認定書が手元に届くまでに要した期間は、なんと4ヶ月。

「急ぎのようなので1ヶ月で認定を下ろします」という言葉を信じていた私にとって、この4ヶ月という期間は、制度への深い不信感を生む結果となりました。福祉の専門家として、この制度の仕組みと構造的な問題点を痛感しました。

厚生労働省・自治体が定める同行援護サービスの現状
同行援護サービスは、視覚障害者の社会参加と生活の質の向上に不可欠なサービスです。

厚生労働省の定める同行援護は、「移動時及びそれに伴う外出先において、必要な情報提供や代筆・代読などの援助を行う」と定義されています。しかし、このサービスを提供する事業所の確保と、質の高いガイドヘルパーの育成が全国的に大きな課題となっています。資格取得研修の必要性、事業所側の管理者資格の要件など、サービス提供を阻むハードルが高いのです。視覚障害者が生活を豊かにし、社会と繋がるために、病院や市役所への外出など、あらゆる局面で同行援護は必要とされています。

この現状を変えるためには、サービス提供事業者が円滑に事業に参入でき、適正な利益を得られる仕組みが必要です。そして、サービスを提供するガイドヘルパー自身が、仕事として自立できる持続可能な構造へと変えていかねばならないと強く願っています。

地域に根差した「社会貢献型ビジネス」への挑戦:共創のパートナーを募集します。
私は現在、千葉県東葛地域を拠点に活動しています。この地域全体をカバーできる同行援護事業者が存在しないという現実を目の当たりにし、この課題をビジネスとして解決することを決意しました。

私が目指すのは、単なる福祉サービス提供に留まらない、視覚障害者の真の自立を可能にする社会貢献型ビジネスです。

同行援護事業の展開: 地域の視覚障害者が安心して移動できるインフラを整備します。

AIによる就労支援: 視覚障害者向けのAIを活用した新しい就労モデルを開発・提供します。

居住支援・共同開発: 視覚障害者が住みやすい住宅の提供、大手メーカーと連携した使いやすい家電製品の共同開発など、生活環境全体をサポートします。

共同経営者・ボランティアスタッフを募集
この壮大な夢を共に実現してくださる、資格と経験を持った方、あるいは熱意あるボランティアの方を心から募集いたします。

視覚障害者であるかどうかは問いません。障害者、難病患者の方、そして定年を迎え、これまでの経験と時間を社会貢献に活かしたいとお考えの高齢者の方。まずは「ボランティア活動」から経営参画していただき、千葉県東葛地域に根付いた「生活と就労を支援する事業」を一緒に育てていきませんか。

最初はボランティア活動からのスタートとなるため、生活に困窮している方には難しいかもしれませんが、障害年金や高齢者年金などで最低限の生活が安定している方、あるいはご家族と同居されている方など、生活面で不安がない方を歓迎します。

家にいてのんびりと過ごす人生も素晴らしいですが、社会で困っている人のために行動する人生もまた、実に清々しいものです。同じ志を持ち、小さいことから社会を変えていきましょう。

企業が成長すれば、利益分配も可能です。

私が目指す究極の目標
私の最終目標は、障害者が健常者と同一の条件で働き、適正な報酬を得ることです。

いつまでも「健常者に頼る」「健常者の業務の補助」という形の障害者雇用(特例子会社やA型・B型事業所での就労)では、真の意味での仕事のやりがいや達成感は得られません。

私たちの最終的なゴールは、障害者が主体となり、逆に健常者を雇用するという、従来の常識を覆すビジネスモデルの確立です。

これは「無謀な挑戦」「叶えられない夢」と笑われるかもしれません。しかし、私はすでにその道に踏み出しています。目が見えなくても、こうして零細企業の問題解決コンサルタントとして活動していることが、その証です。

残された人生を、ベッドの上や狭い部屋の中だけで終わらせてしまってもよろしいのでしょうか。

難しい挑戦であることは十分承知しています。しかし、行動しなければ何も変わりません。あなたの知識、経験、そして熱意が、多くの視覚障害者の未来を明るく照らす力となります。

社会貢献型ビジネスで、一緒に夢を見ませんか。

あなたの協力を心の底からお待ちしております。

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