【当事者の視点から描く共生社会の未来・障害福祉コンサルタントが伝える共感と挑戦の物語】

私たちの主力業務は、中小零細企業の抱える問題解決コンサルティングです。クライアントの多くは、就労支援事業所やグループホーム、訪問介護・医療ステーションといった福祉サービス事業者様です。
私が特に福祉関係のコンサルティングに注力しているのは、私自身が視覚障害者(全盲)という当事者であるからです。障害を持つ者としての経験と視点があるからこそ、この分野で貢献できると信じています。
本日ご紹介する事例は、大阪市で就労継続支援B型事業所「しあわせのみみ」を運営する久保知佐さんの取り組みです。久保さんは、ご両親が聴覚障害者であり、幼少期から障害のある方々と深く関わってきた経験から、この福祉の道を選ばれました。
当事者の視点が生み出す支援の場
2023年、久保知佐さん(31歳)は、聴覚障害の当事者である夫と共に、大阪市城東区に就労継続支援B型事業所「しあわせのみみ」を立ち上げました。
大正時代の古民家を改修した家庭的な雰囲気の事業所で、聴覚障害、精神障害、発達障害のある人々を受け入れています。
久保さんは、ご自身のご両親が聴覚障害者で、その経験から利用者との会話では「伝わったかどうかまで意識する」ことを大切にしています。
一般企業で苦労して働く父親の姿を見てきた経験から、「この事業所が高齢になっても社会とつながれる聴覚障害者らの居場所になれば」と考えています(両親も利用されています)。
久保さんは専門学校で福祉を学び、社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得しています。
今後は職員の子育てしやすい環境づくりを進め、1階フロアを地域住民も利用できるカフェに改装し、交流の場とする計画です。
久保さんのように、家族や身近な存在が障害当事者であるという経験は、他者への深い共感と、画一的ではない真に寄り添った支援への原動力となります。
試練を乗り越えた経験が「真の支援」を生む
アイズルームが顧問を務める福祉事業所でも、代表者や職員自身が精神疾患を抱えているケースがあり、当事者という立場から精神疾患や発達障害の方を支援対象にしているところが少なくありません。
私自身が全盲のコンサルタントであるように、そして久保さんが聴覚障害を持つご両親の元で育ったように、「障害と関わってきたからこそわかる試練の乗り越え方」というものがあります。
それは単なる知識やマニュアルでは得られない、当事者の「リアルな壁」を知っているからこその、きめ細やかで確かなサポートです。私たち当事者やその家族が培ってきた、困難な状況で前に進むための工夫や知恵、そして折れない心こそが、利用者様への最高のロールモデルとなり、共感を呼ぶ支援の力になるのです。
経営の安定こそが支援の継続につながる
アイズルームは、代表である私が視覚障害者、全盲の問題解決コンサルタントとして、障害当事者という立場から特に福祉関係の企業様を支援しております。
どんなに熱い理念があっても、事業が赤字で立ち行かなくなれば、利用者様への支援は途絶えてしまいます。私たちは、その志を継続させるために、経営の安定と黒字化が何よりも重要だと考えます。
そのため、弊社のコンサルティングは完全成功報酬を取っております。現在、赤字経営に苦しんでいる福祉事業所様、どうぞ一度ご相談ください。黒字になるまではコンサルティングフィーは一切かかりませんので、ご安心ください。
私たちは、当事者の視点と専門的な経営ノウハウで、貴社の「継続可能な福祉」を実現できるよう、全力でサポートいたします。
#障害福祉 #就労支援 #当事者視点 #共生社会 #社会貢献