【混迷の時代を生き抜く。見えないからこそ見える、50年後の日本と福祉の未来】

東京や大阪、ニューヨークやロサンゼルスといった光あふれる大都会の喧騒の中には、多くのホームレスがあふれています。日米ともに都心部の家賃高騰が続き、多くの人が住まいを失う事態に陥っています。このような時代を打開するためには、ただちに臨時国会を開き、インフレに対応した経済対策を打つべきです。

しかし、自民党は代表選挙にばかり目を向け、日本の社会情勢を無視しているかのようです。野党も「ばらまき政策」を叫ぶばかりで、連携してまとまる様子はありません。このままでは、何も決まらないまま、国民に迎合したばらまき政策だけが通過し、未来の日本に巨額の債務をつけまわすことになってしまいます。
政治は、保守やリベラルといった概念で分断されるべきではありません。現状の日本の厳しさを国民に包み隠さず話し、50年先を見据えたビジョンを示す必要があります。将来の経済破綻を防ぐための対策を今すぐに講じなければなりません。
私は現在、福祉業界に身を置いていますが、日本の経済が悪化すれば、最初に予算が削られるのは福祉です。福祉業界も、ただ国の政策を待つのではなく、現在の福祉サービスをどう維持していくか、自ら考えて改革する必要があります。私のように事業会社の経営から福祉業界に参入した経験から見ると、福祉業界の経営者には、国の制度に依存して売上を立てるため、経営能力に乏しい方が比較的多いように感じます。連携は大切ですが、国からの予算に依存するだけでなく、独自に収益を上げる事業を構築すべきです。そうすることで、国の政策が毎年変わっても事業を継続でき、ひいては福祉支援の拡大につながります。
今日は、株価の高騰から始まり、政治の低迷、そして福祉業界への提言へと話が広がりました。
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私は視覚障害を持ち、経営コンサルタントをしています。白杖を握りしめ、頭の中の地図を頼りに、一人で訪問先を回っています。信号機の色はもちろん見えません。周りの音を頼りに横断するため、今日、交通事故に遭って命を落とす可能性もゼロではありません。それでも、「目が見えないから」といって家に閉じこもる人生は送りたくないのです。いつ命が終わっても後悔しないように、一つ一つの仕事に全力で取り組み、クライアントと向き合っています。
初めてお会いするお客様には、白杖とサングラス姿に驚かれることもあります。毎日、電柱にぶつかったり、道に迷ったりすることもありますので、もし白杖を持った視覚障害者を見かけたら、「何かお手伝いすることはありますか?」と一声かけていただけると幸いです。
私の経営コンサルティングは、成功報酬でも構いません。問題が解決した後にお支払いいただく形でも大丈夫ですので、経営でお困りの方は、ぜひお声がけください。
重度の視覚障害者になる前は、さまざまな業界で会社を立ち上げ、経営をしていました。有名大学を出て、海外留学でMBAを取得し、机上の学習だけでコンサルタントになった方とは、アドバイスの方向性が違います。私自身が起業し、誰よりも多くの失敗を重ね、ベンチャー企業の社長から東証プライム企業の上場企業の役員までを経験しました。つまり、売上1億円の会社から1,000億円の会社まで、経営者として関わってきた実績があります。
もし視覚障害者になっていなければ、今も事業会社を経営していたでしょう。しかし、迅速な資料確認が難しく、経営判断が遅れることや、行動範囲が白杖によって制限されることを考え、事業の第一線からは退きました。
今、私に残された機能でできることは、これまでの企業経営の経験を活かし、次世代を担う方々にその知恵を継承し、バトンをつなぐことです。未来の日本を背負って立つ企業を育成するため、「松戸スタートアップオフィス」を拠点としています。
皆さんの力になれることを楽しみにしています。お問い合わせ、心よりお待ち申し上げております。