【大波乱の予感!この異常な株価高騰は「あの時」の再来ではないか?還暦を迎えたベテランコンサルタントが警告する、歴史に学ぶ株価暴落の予兆】

      

【大波乱の予感!この異常な株価高騰は「あの時」の再来ではないか?還暦を迎えたベテランコンサルタントが警告する、歴史に学ぶ株価暴落の予兆】

テレビ収録スタジオ、キャスターとアシスタント、視覚障害者のゲストによる、「JPYC」をテーマとした収録画像です。

ようやく猛暑も落ち着き、秋の気配が漂ってきました。

私は今年で還暦を迎えました。20歳で会社を設立し、経済の浮き沈みを経験し、富裕層になってみたり、どん底に落ちてしまったりと、まさに波乱万丈の人生でした。そんな経験から世の中の経済動向に関して、肌で感じる危機感と過去の歴史から学んだ教訓を、今回は皆さんにお伝えしたいと思います。

最近の日本株の異常な高騰に、皆さんはどう感じていますか?連日最高値を更新し、一見すると日本の経済が好調に見えるかもしれません。しかし、私の目には、この異常な熱狂は過去の忌まわしい記憶を呼び覚まします。

私はこれまで、4回の大きな株価バブルとその崩壊を経験してきました。そして、今回の状況には、その時と非常に似た共通の兆候が見られます。

新政党「N-FORCE」結成のイベントイメージ画像です。

過去の株価暴落から学ぶ、4つの共通点
歴史は繰り返すと言いますが、株価の暴落にも共通のパターンが存在します。私が経験した4回の暴落、そして今回の状況を比較してみましょう。

昭和バブル崩壊(1990年)

状況: 異常な土地・株価の高騰。銀行の過剰融資と投機熱が社会全体を覆い、誰もが「株と土地は上がり続ける」と信じていました。

暴落の引き金: 日銀による公定歩合の引き上げと、総量規制の導入。これによって、マネーの流入が止まり、バブルが弾けました。

ITバブル崩壊(2000年)

状況: インターネット関連企業の株価が実態を伴わないまま急騰。ドットコム企業と呼ばれる多くの企業が、収益を上げないまま巨額の時価総額をつけました。

暴落の引き金: 米国FRBの利上げと、多くのドットコム企業の経営破綻。夢物語が現実の収益に結びつかないことが露呈し、一気にバブルが弾けました。

ライブドア・ショック(2006年)

状況: ライブドアや村上ファンドといった新興企業が、M&Aや株式分割を繰り返し、株価が急騰。市場にマネーゲームのような熱狂が蔓延しました。

暴落の引き金: ライブドアによる粉飾決算が発覚し、強制捜査。証券取引法の違反を問われ、一気に市場の信頼が失墜しました。

リーマン・ショック(2008年)

状況: 米国で住宅バブルが崩壊し、サブプライムローンと呼ばれる低所得者向け住宅ローンが不良債権化。金融機関が抱える巨額の損失が表面化しました。

暴落の引き金: 米国の大手投資銀行、リーマン・ブラザーズの経営破綻。これにより、世界的な金融システム不安が現実のものとなり、連鎖的な株価暴落を引き起こしました。

これらの暴落には、いずれも「実体経済の乖離」「過剰な投資熱」「何らかのショック」という共通点が見られます。そして、今回の株価高騰も、この3つの兆候を強く示しているのです。

未来の都心部高層スタジオバーチャルアンドロイドの専門家が、地球の社会問題について議論をしているイメージ画像です。

なぜ今回の高騰は危険なのか?暴落を予言する5つの根拠
ここからは、今回の株価が暴落に至る可能性が高いと私が考える理由を、具体的な根拠を挙げて説明します。

トランプ政権下の関税政策と世界経済の疲弊
米国では、トランプ政権による関税政策が物価高騰を招き、国民の生活を疲弊させています。これは、世界のサプライチェーンに混乱をもたらし、経済の基盤を揺るがす大きな要因です。米国が疲弊すれば、世界経済全体に悪影響が波及するのは避けられません。

アジア圏の少子高齢化と出生率の低下
日本だけでなく、中国や韓国といったアジアの主要国も、深刻な少子高齢化と出生率の低下に直面しています。これは将来の労働力不足と消費市場の縮小を意味し、経済成長のエンジンを失いつつあることを示します。根本的な経済力が弱まっているにも関わらず株価だけが上がっていくのは、非常に不健全な状態です。

政治の混迷
現在の日本は、自民党が過半数割れを起こし、野党も乱立する「小集政党の乱立」状態です。政治のリーダーシップが機能せず、重要な経済政策が迅速に決断できない状況は、経済の停滞をさらに加速させます。

異常な円安と実体経済の乖離
現在の円安は、輸入物価の高騰を招き、国民の生活を圧迫しています。本来、円安は輸出企業の収益を上げるため、株価にとってはプラスに働く側面もありますが、今回は実体経済の疲弊を伴う異常な状態です。国民が貧しくなり、政治も不安定な中で、株価だけが異常に高騰しているのは、非常に危険な兆候と言わざるを得ません。

「今回は大丈夫」という根拠なき楽観論
歴史的なバブルの崩壊前には必ず、「今回は状況が違う」「過去とは違う要因があるから大丈夫」という楽観論が蔓延します。しかし、それはいつも、過熱した投資家たちの自己正当化に過ぎません。誰もが熱狂している時こそ、危険な兆候を見抜く冷静さが必要です。

最後に、加熱する市場に警鐘を鳴らす
これら過去の教訓と現在の状況を総合的に判断すると、私は近い将来、株価の歴史的な暴落が起こる可能性が極めて高いと予言します。

今回の株価高騰は、実体経済の成長を伴わない、いわば「蜃気楼」のようなものです。このブログが、加熱する市場に飛び込もうとしている人たちへの警鐘となり、皆さんの大切な資産を守る一助となることを願っています。

アイズルーム代表として、未来の経済動向に危機感を抱く一人の人間として、この提言をさせていただきます。