​​アイズルームは、障害福祉をテーマとしたブログを毎日配信しております。
​また、「深夜無料電話相談室」を運営しております。最近、この相談室に寄せられるお悩みの中で、介護に関するご相談が非常に増加しております。
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《日本の高齢化と介護の現状》
​日本の人口に占める65歳以上の高齢者の割合は、2024年（令和6年）時点で約29.1%に達しています（厚生労働省「令和5年版高齢社会白書」より）。
​また、75歳以上の後期高齢者の割合は、同じく2024年時点で約16.1%です（内閣府「令和5年版高齢社会白書」等に基づく推計）。
​この数値は、日本の人口のおよそ3分の1が65歳以上、4分の1近くが75歳以上という、極めて高い高齢化率を示しています。
​特に、2035年には団塊の世代が85歳を迎え、後期高齢者の中でも特に要介護リスクが高まる年齢層が急増します。
​このままでは、介護を受ける人が爆発的に増加する一方で、介護を担う人材が完全に不足し、公的な介護保険制度の維持が極めて困難になることが確実視されています。この「2035年問題」は、日本の介護を逼迫した危機的状況に追い込みます。
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《介護現場の課題と人材確保の必要性》
​国は在宅ケアを推進していますが、それに反比例するように訪問介護の費用が削減されたり、要介護者本人の自己負担が増加する法案が議論されています。
​このような厳しい環境下で、特に中小零細の訪問介護ステーションや施設が倒産・廃業に追い込まれるケースが増えています。
​アイズルームでは、医療システムや厚生労働省の機関システム、介護ロボットなどの最新ソフトウェア技術を現場に導入することで、業務の効率化を図りたいと考えております。
​しかし、介護は単なる作業ではなく、食事の介助、入浴の支援、心のケアといった、人間にしかできない温かい手による作業が必ず必要となります。効率化だけでは、利用者の「尊厳ある暮らし」を守ることはできません。
​現在の日本の人口推移を見る限り、日本人だけでこの増大する介護需要を支えきるのは極めて困難です。
​このため、アイズルームでは、アジア圏の優秀な若者を介護スタッフとして迎え入れるビジネスモデルプロジェクトを構想しております。
​これは、海外で徹底した日本語教育、日本の文化や生活習慣の研修、そして専門的な介護技術の習得を終えた後、高い志を持つ若いスタッフに日本に来ていただき、介護の現場に貢献していただくという計画です。
​彼らの力と、最新技術による効率化を組み合わせることで、日本の介護崩壊を防ぎたいと考えております。
​抱え込まないでください
​自宅で介護に追われ、孤独感を深め、追い詰められた結果、被介護者に暴力を振るってしまったり、最悪の事態を引き起こしてしまうという痛ましいニュースも後を絶ちません。
​老老介護、身体障害者、難病患者、末期患者のケアなど、様々な問題を抱えた方々からのご相談を受けているのが「深夜無料電話相談室」です。
​人に話すことで心が休まることもあります。また、私たちは専門的な解決策や適切な社会資源への接続を提案できることもあります。
​一人で抱え込まず、どうか私たちにご相談ください。
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《深夜無料電話相談室のご案内》
​「深夜無料電話相談室」は、年中無休で深夜の時間帯も対応しております。
​詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください：https://eyesroom.com