【変わらぬ顔ぶれで囲むクリスマスの食卓に宿る幸せ、障害福祉の現場から共生社会の未来を切り拓く志と地域社会への祈り】

      

【変わらぬ顔ぶれで囲むクリスマスの食卓に宿る幸せ、障害福祉の現場から共生社会の未来を切り拓く志と地域社会への祈り】

クリスマスにお迎えした、ゲージに入っている2歳の保護猫、スコティッシュの画像です。
​毎年変わることのない、恒例のクリスマスイベントが無事に終わりました。
​私の娘の家族、息子の家族、そして昔からのスタッフたちが、それぞれ持ち回りで飲食を用意して集まる、ささやかで温かな集いです。
​毎年同じメンバーで集まれるからこそ、時のうつろいの中に変わらない絆を感じることができ、室内は小さな幸福感に満ち溢れます。
​今年のテーブルの中心はピザーラのピザでしたが、物価高騰の影響で大きなピザが1枚6000円弱もするという事実に、時代の厳しさと痛い出費を実感せざるを得ませんでした。
​他にもイオンで購入したお寿司の盛り合わせやチキン、チョコレートケーキにプリン、りんごパイなど、たくさんの料理が並び賑やかな食卓となりました。
不思議なことに私の周囲にはお酒もタバコも嗜まない人ばかりが集まるため、お茶やジュースで穏やかに乾杯をするのがいつもの風景です。
​現在、娘は保護猫を飼育する活動に心血を注いでおり、それは過去の経験から生まれた強い信念に基づいています。
​かつてはショップから高額な猫を購入していましたが、極悪な環境で育てるブリーダーの仕事を一時的に経験した際、命をお金で買う仕組みそのものに疑問を抱き、深く反省したそうです。
​今では収入の大半を保護猫たちの飼育や病院代、そして猫たちが快適に暮らすための自宅の改修費用に充て、献身的に活動しています。
私が福祉関係の零細企業の問題解決を支えるコンサルタントとして、主にボランティア活動をしている影響もあるのでしょうか、今日集まったメンバーの大半は福祉の専門職でした。
​障害者就労支援施設や訪問介護など、社会の基盤を支える仕事に従事し、同じ志を持って高齢者や障害者をサポートしている仲間たちです。
​一人の力では成し遂げられないことも、共生社会を作りたいという強い理念があれば、社会は少しずつでも確実に良くなっていくと信じています。
​現在の日本は、少子高齢化や赤字国債の増額による危うい国運営、そして軍事費の増大など、福祉予算が圧迫されかねない厳しい現実に直面しています。
​そのような過酷な状況下でも、地域で暮らし、生活に困窮している方々を支え続けている今日のメンバーこそが、地域社会の最後の砦であると私は心から誇りに思います。
​小さな幸せが地域社会を救う力になると信じ、来年もまた同じメンバーでささやかなクリスマスを迎えられることを願っています。
​誰もが安心して暮らせる優しい社会の実現を目指して、私も中小零細の福祉事業所を守るためのコンサルティング活動に、引き続き全身全霊で挑んでまいります。