【視覚障害の不安を希望へ変える場所:松戸市視覚障害者協会新年会と「生きる力」の分かち合い】

      

【視覚障害の不安を希望へ変える場所:松戸市視覚障害者協会新年会と「生きる力」の分かち合い】

 

視覚障害者の集団がガイドヘルパーと一緒に、カラオケを楽しんでいる画像をAIで生成しました。

障害福祉をテーマとしたブログ記事を毎日配信しております、視覚障害者支援団体「アイズルーム」です。本日は、私たちが参加いたしました「松戸市視覚障害者協会」の新年会の様子と、活動に込めた思いをお伝えいたします。

《待ち合わせと送迎》
本日の新年会は、テラスモール松戸近くにある「木曽路」で開催されました。集合時間は12時20分、北小金駅のイオンロータリー側にあるファミリーマート前です。私はこの日を心待ちにしていたため、20分前の12時には一番乗りで到着し、皆様を待っていました。木曽路までは短い距離ではありましたが、貸切の送迎バスが用意されており、非常に快適に移動することができました。
《新年会での交流と喜び》
新年初めての会合で、会員の皆様の元気な顔を拝見できて本当に幸せでした。私は今月6日に国会へ伺い、翌7日にはすでに協会の理事会に出席していたため、幹部の方々とは新年のご挨拶を済ませていましたが、一般会員の皆様とお会いできる機会はやはり格別です。私にとって「木曽路」は高級料理店という認識ですが、今回は会費1000円という大変ありがたい価格で、豪華なお料理を堪能することができました。男性会員の方々は各自で瓶ビールを注文し、900円弱の追加支払いで食事とお酒を楽しんでいらっしゃいました。
《中途失明の葛藤と先輩方の姿》
主な会員は70代から80代の女性が中心です。私は50代前半で視覚障害となり、50代後半で全盲となってから松戸市視覚障害者協会に入会しました。中途失明という経験から、残りの人生をどう生きればよいのか、他人に手を借りてまで生きる意味があるのか、何を目標にすべきなのかといった、拭いきれない不安と疑問を常に抱えています。全盲になって2年が経ちますが、いまだにその答えは見つかっていません。しかし、この会に参加し、私より30歳も年上の方々が懸命に、そしてお元気に生きている姿を目の当たりにすると、視覚障害があっても生きていていいのだという実感が静かに湧いてくるのです。
《宴の進行と支え合う人々》
宴席では副会長が進行を務め、顧問と会長の挨拶に続き、アイズルーム代表である私が乾杯の音頭を取らせていただきました。美味しい食事を囲みながら皆様と語らい、食後には会員全員の近況報告や、同行援護者の皆様からのご挨拶もありました。この協会は9割が女性会員であり、同行援護スタッフの9割も女性です。私が日頃から利用しているデイジー図書の朗読ボランティアの方々も、その多くが女性です。視覚障害者の生活は、多くの女性たちの力によって支えられているのだと改めて感じました。
《協会の活動と入会のお誘い》
松戸市視覚障害者協会は、4月の会員総会から新年度がスタートします。年会費は3000円ですが、日帰り研修バス旅行など、多くのイベントが用意されています。わずかな自己負担でこれほど充実した交流を楽しめるのは、素晴らしい費用対効果だと言えるでしょう。松戸市には視覚障害者手帳をお持ちの方が約600名いらっしゃると聞いています。今後はもっと若い世代の方や、男性の方にもぜひ仲間に入っていただきたいと願っています。
視覚障害者の団体が役所を訪問し、日頃の活動報告を市役所の広報課職員へ会議室で説明をしている画像です。
《住みやすい社会を作るために》
視覚障害者が住みやすい社会にするためには、私たちが直面している課題を見出し、松戸市へ提案していくことが不可欠です。松戸市は福祉に強い思いを持ってくださっていますが、当事者が声を上げなければ、どのような対策が必要なのか伝わりません。一緒にイベントを楽しむことも、社会を変えるために声を上げることも、私たちにできる大切な役割です。
《結びにかえて》
4月からの入会は時期としても非常に区切りが良いので、ぜひ問い合わせフォームよりお申し込みください。ご連絡をいただければ、活動方針について詳しくご説明させていただきます。視覚に障害をお持ちの皆様、この会に一歩踏み出してみてください。あなたの居場所、あなたの世界は、きっとこの会の中にあります。皆様と一緒に歩んでいけることを心より願っております。