【失明の絶望からブログという光へ。全盲の当事者が3000件の言葉で綴る、社会と生命、そして共に歩む未来へのメッセージ ​】

      

【失明の絶望からブログという光へ。全盲の当事者が3000件の言葉で綴る、社会と生命、そして共に歩む未来へのメッセージ ​】

視覚障害者社長の活動報告Blogトップページ画像です。

こんにちは、アイズルームです。私は約7年前に左目の視力を失い、光すら感じない失明という現実に向き合いました。さらに右目も緑内障による視野欠損が進行し、約2年前からは右目も白く光をわずかに感じるのみの状態となり、全盲の視覚障害者(身体障害者1級)となりました。かつてはXやInstagramで多くのフォロワーの方々と交流していましたが、画像中心の配信や即時性を求められるSNSは、視覚を失った私にとって非常に高い壁となりました。しかし、発信することを諦めたわけではありません。自分のペースで、一文字一文字を音声入力と読み上げ機能を使って紡ぎ出せるブログという場所に出会い、この1年半で約3000件という膨大な記事を配信し続けてきました。
《私のブログについて》
私のブログ「アイズルーム」では、全盲の当事者の視点から、日々の生活の中にある厳しさや葛藤、それらを乗り越えていこうとする心の動きをありのままに記述しています。
https://eyesroom.com/blog/
このURLから、私が歩んできた軌跡をご覧いただくことができます。内容は多岐にわたりますが、主に以下の4つの柱で構成されています。
《ブログの内容と分類》
1、障害当事者としてのリアルな日常。
光を失った中でどのように街を歩き、どのように情報を得ているのか。不便さの中にある発見や、福祉制度への提言を綴っています。
2、就労と居住支援のボランティア活動。
自分自身が困難に直面しているからこそ、同じように苦しんでいる方々の力になりたい。生活困窮者や就労に悩む方々への支援活動の現場から、社会の縮図を報告しています。
3、時事問題と社会問題への深い洞察。
ニュースで流れる出来事を、当事者の感覚というフィルターを通して考察しています。情報の波に流されず、本質を突くような視点を大切にしています。
4、政治や未来への熱い思い。
誰もが生きやすい社会を作るために、政治家への期待や、社会の仕組みそのものへの改善案を、強い意志を持って発信しています。
《今年のブログと読みどころ》
2024年から現在にかけての最新の記事100件ほどを振り返ると、そこには単なる日記を超えた、生命の力強さが溢れています。特にお読みいただきたいポイントは、私が困難に直面した際の心の整理の仕方です。絶望をどのように受け入れ、それをどのように他者への貢献というエネルギーに変えていったのか。そのプロセスを追体験していただくことで、読者の皆様自身の人生における壁を乗り越えるヒントを見出していただけるはずです。また、支援活動の報告では、綺麗事だけではない社会の現実を直視し、本当の意味での「支え合い」とは何かを問い直しています。
​《読者の皆様へ》
私のブログは、視覚障害を持つ仲間はもちろん、現代社会に生きづらさを感じているすべての方に向けて書かれています。音声読み上げでもスムーズに流れるよう、言葉の選び方にも細心の注意を払っています。どうか、お時間のある時に過去の記事をいくつか遡ってみてください。3000件近いアーカイブの中には、きっとあなたの心に触れる言葉が眠っているはずです。皆様の訪問が、私の活動の大きな支えとなります。これからも、この暗闇の中から、確かな言葉の光を届け続けていきます。
《第2ステージへの挑戦、社会起業家としての歩み》
さて、全盲となった私ですが、ビジネスへの挑戦を忘れたわけではありません。現在、千葉県東葛地区の松戸市が運営するスタートアップオフィスに拠点を構え、新たなプロジェクトを動かしています。それは、障害者、難病患者、 senior(高齢者)が主体となるスタートアップです。本来であれば「支援をされる側」とされる私たちが、手を取り合い、それぞれの力を集結させて「社会に何ができるか」を問い直す、社会貢献を目的とした起業です。
《弱者が主役となる新しい物語》
混迷を極める現代社会において、一見すると弱者とされる者たちが集まって何を生み出せるのか、それはこれからの大きな課題です。しかし私は、人生という限られた時間を、ただ四方の壁に囲まれた部屋の中で過ごすのではなく、社会という大海原に再び漕ぎ出したいと考えています。自らのアイデンティティを再発見し、新しい価値を創造する。そんな夢のある企業づくりに邁進しています。
《共に歩む仲間を募ります》
私たちは、このプロジェクトに参加してくださる仲間を求めています。まずはボランティアという形からでも構いません。目が見えなくても、足が動かなくても、あるいは70歳を超えていても、関係ありません。「社会をより良く変えたい」という情熱さえあれば、誰もが参加する資格を持っています。障害や病気、年齢を理由に一度は人生の夢を置いてきてしまった方。私と一緒に、最後にして最高の夢を見ませんか。決して平坦な道ではありませんが、何もしない後悔よりも、挑戦したという確かな証を刻む方が、人生は輝くと私は信じています。皆様からのお問い合わせを、ブログ下部のフォームより心よりお待ち申し上げております。
《第3ステージ、次世代への継承と「タスキ」を繋ぐ願い》
私は現在、還暦の60歳を迎えました。自身の健康と情熱のすべてを注ぎ、社長としてこのプロジェクトを牽引できるのは、あと5年、65歳までであると考えています。それ以降は、会長や顧問として支える側に回り、このアイズルームの代表という大切なタスキを、次の世代へと繋いでいく決意です。
《5年後のリーダーを目指す方へ》
そこで、5年後に私の後を継ぎ、社長としてこの事業を担ってくれる、志ある障害当事者の方を募ります。私はこれまでの40年間、ビジネスの世界で生きてきました。成功の輝きよりも、失敗の苦みのほうが多い日々でしたが、それでも起業した会社を一定の規模まで成長させてきた自負があります。現在の会社は健全な無借金経営であり、無理な拡大や借金をしてまで虚飾を求めるつもりはありません。身の丈に合った、小さくとも社会の役に立つ、誠実な会社でありたい。私が積み重ねてきた40年の経験と、そこから得た苦い教訓のすべてを、新しい経営者に引き継ぎたいと考えています。
《最後に》
もしあなたが、障害を抱えながらも「起業して社会を変えたい」という情熱を抱いているのなら、ぜひ一度ご連絡をください。この小さな、しかし確かな一歩が、5年後の大きな変革へと繋がることを確信しています。私の人生の集大成となるこのプロジェクトを、共に未来へと繋いでいきましょう。皆様からの熱意あるメッセージを心よりお待ちしております。