今年に入り、2回目となる松戸市視覚障害者協会(以下、松視協とします)の理事会に参加してきました。
​松視協の理事会や会員の交流は、主に五香にある松戸市健康福祉会館、愛称ふれあい22で行われます。
​私は普段、他の団体の活動や会社の会議では、勝負服として黒のダークスーツにネクタイを締めて参加します。松視協の会合でも、はじめのうちこそスーツで参加しておりましたが、参加者の皆様の状態を確認すると、ほとんどが目が不自由な方々でした。私も自分の姿が見えません。
​それからは、仕事の合間に参加する場合を除き、松視協の会合にはジーンズというラフな格好で伺うようにしています。これには理由があります。私は単独歩行で移動しているため、白杖の使い方が不十分になると、足が何かに引っかかって転んでしまうことがあります。スーツのスラックスは膝を擦ると穴が開いて使えなくなりますが、ジーンズなら少々転んでもダメージジーンズとして格好がつきます
​会場への道のりは、常磐線各駅停車で松戸駅まで行き、そこから京成電鉄に乗り換えて五香駅を目指します。五香駅の改札を出ると、現在はビジネスパートナーである副社長が迎えに来てくれています
​実は、この副社長との出会いも、松視協の会合に出るためにボランティアとして同行援護をお願いしたことがきっかけでした。人生は、何かを始めて家から一歩外へ出なければ、素晴らしい出会いは生まれないのだと実感しています。
​私は松戸市をより良く発展させたいと考え、約2年前に、松戸駅からすぐの松戸ビル13階にあるスタートアップオフィスに拠点を構えました。全盲になる前は日本全国を縦横無尽に出張し、車と新幹線と飛行機を移動手段に使っていましたが、全盲となるとそのような環境が全て変わってしまいました。
​現在、一人で歩けるのは千葉県の東葛地域ぐらいです。頭の中に地図を描けないと、すぐに迷子になってしまいます。毎日が冒険であり、命がけです。特に夕方5時を過ぎて暗くなると、車にひかれるリスクも増大します。信号機も音だけを頼りに渡っており、常に危険と隣り合わせです。
​それでも、残りの人生を家の中で過ごすより、リスクを負ってでも自らの足で人生を歩んでいきたいと考えています。
松視協は4月1日から新しい年度が始まります。昨年は以下のようなイベントを開催しました。
​■社会科見学
■ブルーベリー狩り
■ぶどう狩り
■カラオケ大会
■福祉イベントへの参加
■日帰り研修バス旅行
■新年会
​現在、松視協は高齢化が進んでおり、若い方や男性の参加を心待ちにしております。現在は会員の8割が女性です。
​年会費は3000円ですが、日帰り旅行や新年会の費用などを考えると、会費の3倍以上のメリットがある充実した内容です。
​新しく入会される方を大歓迎いたします。松戸市にお住まいで視覚に障害がある方、私たちと一緒に悩みや解決策を共有しませんか。視覚障害者の目線から松戸市を良くしていきましょう。
​イベントは2ヶ月に1回ほどのペースで行われます。予定は毎月ありますが、毎回参加しなくても大丈夫です。公的な同行援護サービスを上限の30時間使い切っている方には、当協会へ参加するためのボランティアをご紹介することも可能です
​まずは詳しいお話を聞いてみてください。下部の問い合わせフォームにある、その他をチェックしてご連絡をいただければ幸いです。
​問い合わせフォームには電話番号も表示しております。AI電話になっておりますので、松戸視覚障害者協会の話を聞きたいとメッセージを入れていただければ、折り返し私からご連絡を差し上げます。
​私たちの協会に参加して、新しい出会いを作りましょう。あなたの人生にとって、決してマイナスにはなりません。松戸市で50年近く続く歴史ある団体として、皆様をお待ちしております。