​今日のテーマは、視覚を喪失し全盲となる可能性のある五つの病気をご紹介いたします。
​一、《緑内障》
日本における失明原因の第一位です。眼圧の上昇などにより視神経が損傷し、視野が少しずつ欠けていきます。一度壊れた視神経を再生することは難しいため、早期発見と継続的な治療が極めて重要です。
​二、《糖尿病網膜症》
糖尿病の影響で網膜の血管が障害される病気です。血管が詰まったり出血したりすることで視力が低下し、進行すると網膜剥離などを引き起こして失明に至ることがあります
​三、《網膜色素変性症》
網膜の細胞が少しずつ機能しなくなる遺伝性の難病です。暗い場所で見えにくい夜盲や、視野が狭くなる症状から始まります。現在は根本的な治療法を求めて最先端の再生医療などの研究が進められています。
​四、《加齢黄斑変性》
網膜の中心にある黄斑という部分が加齢によりダメージを受ける病気です。視界の中心が歪んだり暗く欠けたりします。欧米では失明原因の上位であり、日本でも高齢化に伴い増加しています。
​五、《網膜剥離》
網膜が眼底から剥がれてしまう緊急性の高い病気です。視野の一部が欠けたり、光が走って見えたりする前兆の後に、急激に視力が低下します。速やかな手術を行わないと、短期間で失明する危険があります。
​目は神経障害に至ることが多いので、一度悪くなると元通りに治ることが少ない組織です。
皆さんもこのような病気にならないように、日頃から眼科医の定期検診を受けることをお勧めいたします。