【中道改革連合の敗北の本質と、首相指名選挙での造反劇から考える再起への厳しい道のりと組織の責任】

      

【中道改革連合の敗北の本質と、首相指名選挙での造反劇から考える再起への厳しい道のりと組織の責任】

日本の終戦記念日 特攻隊のイメージ画像です。

昨日の衆議院本会議で行われた首相指名選挙において、中道改革連合の足並みが乱れるという衝撃的な事態が起きました。立憲民主党と公明党が合意の上で結成した新党でありながら、自らが選んだ小川代表への投票を拒否し、白票を投じるなどの造反者が現れたのです。これは、単なる意見の相違を超えた、組織の空中分解を予感させる深刻な仲間割れと言わざるを得ません
今回の衆議院選挙で中道改革連合が議席を大幅に減らした原因を、新党結成という形式の問題に求めるのは大きな間違いです。実態を見れば、合流前の段階からそれぞれの政党は弱体化していました。公明党は支持母体の高齢化によりかつての集票力を失い、立憲民主党も国民民主党や参政党に支持を奪われ、勢いを欠いていました。今回の敗北は、そうした長年の課題が形となって表れた、なるべくしてなった結果なのです。
​それにもかかわらず、いざ負けが決まると、自分たちが全員合意の上で新党として戦うことを決めた過程を忘れ新党という枠組みそのものを敗因にすり替える動きが出ています。これは非常に姑息で責任転嫁な考え方です。自分たちの足元の弱さに向き合わず、他人のせい、あるいは仕組みのせいにするような組織に、未来があるとは思えません。
​現在の政治状況に目を向ければ、高市内閣が衆議院で多くの票を獲得し、その影響力を強めています。このままでは政権が暴走し、国防予算の際限のない増大や、戦争へと突き進む道を止められなくなる恐れがあります。中国との関係悪化が続く中で、アメリカ追随型の政治が加速すれば、日本が守るべき多様性や独自の外交方針は失われてしまうでしょう
​これらを阻止するためには、野党全体が結束して与党に対峙しなければなりません。国会が議論の場としての機能を失い、高市政権の意見がそのまま法律となって戦争へと進むことを、私たちは深く懸念します。野党の皆さんには、今一度自らの役割を自覚し、仲間割れをしている場合ではないという現実を直視してほしいと思います。野党が責任を持って機能することこそが、日本の暴走を止める唯一の道なのです。 
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