【2026年、音声AIで言葉の壁は消える。全盲のコンサルタントが描く「骨伝導メガネ型通訳デバイス」が切り拓く共生社会の未来】

      

【2026年、音声AIで言葉の壁は消える。全盲のコンサルタントが描く「骨伝導メガネ型通訳デバイス」が切り拓く共生社会の未来】

VIEWHISPER、「視覚(カメラ)」「聴覚(骨伝導)」「言語(AI通訳)」の三つの要素を高度に融合させた次世代のスマートグラスのイメージ企画 画像です。
私たちはアイズルームです。障害当事者が主体となり、日々の生活やビジネスシーンで直面する困難をテクノロジーとアイデアで解決するコンサルティング活動を行っています。単なる支援の枠を超え、誰もが能力を最大限に発揮し、継続的に福祉の未来を良くしていく「共生社会」の実現を目指して活動しています。
​今回は、全盲の視覚障害者である私自身の経験に基づき、世界を劇的に変える可能性を秘めた次世代のコミュニケーションツールと、その未来像について深く掘り下げてお届けします。
​《第1章 リアルタイムAI通訳》
​全盲の問題解決コンサルタントとして活動する私は、これまで幾多の困難を乗り越えながら事業を推進してまいりました。社内に外国人を積極的に採用し、アジア諸国を筆頭に海外企業の設立にも尽力してまいりましたが、常に私を悩ませてきたのは言語によるコミュニケーションの断絶でした。外国語を母国語のように操ることができない私にとって、異国のパートナーとの意思疎通には膨大な時間と精神的なエネルギーを費やす必要があったのです。
これまでは通訳を介してビジネスコミュニケーションを図ってきましたが、どうしてもタイムラグが発生してしまい、即時応答が求められる場面で問題が生じていました。常に重大なクライアントとの打ち合わせでは通訳を同行させる必要があり、そのための余計なスケジュール調整にも多大な労力がかかっていました。また、打ち合わせ後の会食といったラフな場面では、通訳を挟むことで堅苦しくなってしまい、親密な関係を築くことが難しいという課題もありました。
​しかし今、テクノロジーの進化は私の想像を遥かに超える速度で、物理的な制約を打ち破ろうとしています。その中核を担うのが、サンフランシスコと東京の大手町という日米の重要な拠点にオフィスを構える株式会社コトバテクノロジーズです。彼らは社員数15名程度の少数精鋭でありながら、日米合わせて約30億円もの巨額投資を呼び込んだ、世界から熱い視線を浴びる非常に勢いのあるスタートアップ企業です。同社の公式ウェブサイト(https://www.kotoba.tech/)には、彼らが目指す音声コンピューティングの未来が克明に記されています。
​株式会社コトバテクノロジーズの社長は、2026年から2027年にかけて、音声による言葉の壁は完全になくなると断言しています。彼らの戦略は、既存の翻訳機のような「待ち時間」を徹底的に排除することにあります。相手が話し終えてから翻訳が始まるのではなく、同時進行で言葉を紡ぎ出すリアルタイム音声通訳技術は、まさに魔法のような進化を遂げています。私たちはすでに映画制作などの分野で彼らの技術に触れてまいりましたが、当初感じていたわずかな違和感は、急激な進化によって解消されようとしています。
​《第2章 メガネ型通訳モビリティ》
​この革命的な音声AI技術を、さらに日常へ、さらに身体の一部へと溶け込ませるために、私たちアイズルームが提案し、株式会社コトバテクノロジーズにぜひ採用していただきたいと考えているのが「メガネ型のリアルタイムモバイル通訳デバイス」という規格です。
​正面から見れば、日常に馴染む洗練されたデザインのおしゃれなメガネですが、その内部には最先端のテクノロジーが凝縮されています。最大の特徴は、耳を塞がない「骨伝導機能」を備えている点です。メガネのつるの部分から直接振動で音を伝えるため、周囲の環境音を遮断することなく、即時通訳された音声を聞き取ることができます。これは、足音や車両の接近音など、周囲の音から情報を得る視覚障害者にとって、安全性を確保するための極めて重要な設計です。
​メガネのふち部分には超小型カメラが内蔵されており、前方の状況をリアルタイムで認識します。操作性は極めてシンプルです。フレームの一部に配置されたスイッチを軽く操作するだけで、状況に応じた機能を呼び出すことができます。もちろん、音声によるフルコントロールも可能です。これにより、対面した相手に過度な意識をさせることなく、スマートかつ自然な自動通訳が行えます。
​このデバイスの真価は、その安定した装着感にもあります。耳の後ろまでしっかりとホールドされる設計により、軽度な運動や激しい動きをしても、デバイスがずれたり落下したりする心配はありません。この「落ちない」という信頼感があるからこそ、単なる通訳機に留まりません。視覚障害者が最も困難を感じる「歩行アシスト」としての機能も併用できるのです。カメラが捉えた路面の状況や障害物をAIが解析し、骨伝導を通じて音声でナビゲートする。まさに、目に見えない壁を取り払う「モビリティ(移動手段)」としての役割を果たします。
​《第3章 VIEWHISPER:復活する夢と次世代のコンセプト》
​私たちはかつて、同じ志を持つ仲間と共に会社を設立し、事務所の契約まで完了させていました。しかし、不測の事態によってその計画は幻に終わってしまいました。今、その「EYESET社」を復活させ、他社との協力を仰ぎながらこの夢を具現化する製品「VIEWHISPER(ビューウィスパー)」の企画を、改めて世に問いたいと考えています。
​VIEWHISPERは、「視覚(カメラ)」「聴覚(骨伝導)」「言語(AI通訳)」の三つの要素を高度に融合させた次世代のスマートグラスです。眼鏡型のデバイスに搭載された超小型カメラが捉えた視覚情報をAIがリアルタイムで解析し、通訳された音声を骨伝導技術によってユーザーの耳元へ直接届けます。耳を塞がないため、周囲の環境音を聞き取りながら、自然なコミュニケーションを可能にする画期的なウェアラブルデバイスです。
​この名称には、VIEW(視覚・景色)とWHISPER(囁き)という二つの言葉を組み合わせて誕生した、深い想いが込められています。内蔵されたカメラが、あなたの見ている景色や文字、相手の表情をリアルタイムに認識し、言語の壁を「視覚」から取り払います。そして、最先端の骨伝導技術により、即時通訳された言葉が耳元で優しく「囁く」ように届きます。周囲に音を漏らさず、あなただけに直接届くその声は、まるで自分の中に「第二の言語脳」が宿ったかのような感覚をもたらします。
​VIEWHISPERのコンセプトは、「世界が、あなたに語りかける」です。言葉の違いは、本来「障壁」ではなく「文化の豊かさ」であるはずです。私たちは、テクノロジーが主張しすぎることなく、黒衣(くろご)のようにユーザーに寄り添い、世界中の言葉を耳元へ届ける架け橋になりたいと願っています。
​《第4章 宇宙通信と共生社会:協力企業への呼びかけ》
​私たちは、このVIEWHISPERを「誰もが手の届く道具」にしたいと考えています。そのため、デバイス自体に高価なCPUを搭載して高額化させるのではなく、スマートフォン内のアプリを主眼とし、メガネはあくまでインプットとアウトプットを補足するデバイスとして機能させます。汎用的に普及させるため、現在の価格で3万円以内という、メガネより少し高い程度の価格設定がベストだと考えています。
​この夢を実現するためには、各分野で卓越した技術を持つ企業様との連携が不可欠です。私たちは製品の企画と機能提案に徹底し、以下のようなパートナーシップを求めています。
​まず、即時通訳の心臓部となるソフトウェアに関しては、第2章でご紹介したコトバテクノロジーズ様からの技術提供を。そして、デバイスの顔となるメガネフレームについては、福井県鯖江市から革新を続ける「株式会社メガネトップ」や、斬新な発想を持つ眼鏡系スタートアップ企業との提携を希望します。さらに、音声を耳元へ届ける骨伝導技術については、日本が誇るリーディングカンパニーである「BoCo株式会社」や「フォーカルポイント株式会社(Shokz)」といった、柔軟な姿勢を持つ成長企業様のお力を借りたいと考えています。
​さらに、イーロン・マスク氏率いるスペースX社の「スターリンク」による衛星通信「Direct to Cell」が普及すれば、電波の届かないアジアの辺境や過酷な環境下であっても、VIEWHISPERは世界中の言葉をリアルタイムで通訳し続けることが可能になります。地球上のどこにいても、言葉の壁も通信の壁も存在しない、真にグローバルな自由が手に入るのです。
​私たちアイズルームだけでは、この壮大な夢を成し遂げることはできません。障害者が主体となり、継続的な福祉の未来を良くするため、そして誰もが自分らしく輝ける共生社会を実現するために、共に歩んでくださる企業様を募ります。テクノロジーの力で世界を一つに繋ぎ、一人ひとりの可能性を解き放つ。そんな輝かしい未来を、皆様と共に確信を持って切り拓いてまいります。 
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