【《衝撃告発》日本医療の「過剰延命」が奪う高齢者の最期の尊厳 — 胃ろう、点滴、抗がん剤治療の功罪と「枯れる」自然な終末期】

      

【《衝撃告発》日本医療の「過剰延命」が奪う高齢者の最期の尊厳 — 胃ろう、点滴、抗がん剤治療の功罪と「枯れる」自然な終末期】

深夜の入院病棟、高齢入院患者男性がベットに横たわっていて、ベットの横で当直の女性看護師が点滴の交換をしている画像です。

​障害福祉をテーマとしたブログを毎日配信しているアイズルームです。
​今回は、老衰による高齢者の終末期、および末期がん患者の延命治療における日本の医療が抱える問題点についてお伝えします。
日本の病院における終末期医療では、「不適切な延命処置」が行われるケースが散見されます。
​特に、高齢による老衰や回復の見込みがない末期がん患者に対し、胃瘻造設(いろうぞうせつ)や経鼻胃管(けいびいかん)による栄養チューブを用いた栄養補給を行うことは、衰弱している身体に大きな負担をかけ、かえって本人の苦痛を増大させる結果につながります。
​終末期の治療において、本来は必要最低限の栄養および水分補給で十分であるにもかかわらず、過度な栄養補給や過剰な輸液(点滴)を実施することで、腹水や浮腫(ふしゅ)を引き起こし、患者本人をさらに苦しめることになります。
​終末期の抗がん剤治療は、がんを抑制する効果よりも、副作用による本人の尊厳(そんげん)を傷つけ、残された貴重な時間を治療のためだけに費やしてしまう可能性が高くあります。
​本来、人間は終末期には自然と「枯れていく」ものです。
​具体的には、自然と体重が減少し、食欲がなくなり、水分もあまり必要なくなります。
​自然の摂理に任せた形で、安らかに終末期を迎えることが望ましいのです。
​最後の貴重な時間を過度な治療に費やすのではなく、大切な時間として過ごしたいものです。
​医師や家族は、最後の最後まで治療を続けることで希望を持とうとしますが、それが終末期の本人にとって本当に幸せなことなのかを考えることが重要です。
​胃瘻や経鼻胃管による栄養補給、過度な輸液によって、患者本人が溺れているような状態(水分過多による苦痛)となり、苦しい終末期を迎えることがあります。
​必要以上に水分や栄養分を患者に投与すると、体内の組織間液として溢れ出てしまう(浮腫、腹水など)ことがあります。
​終末期において、食欲が減退し、痩せていくことは、周囲から見れば心配になるかもしれませんが、それこそが人間が迎える自然な最期の姿なのです。
​自然な摂理に任せ、不必要な延命治療を行わないことで、最期は比較的安らかに眠れることが多くの事例で示されています。
​日本の医療は過度な輸液(点滴)に頼りがちであり、老衰の高齢者や末期がん患者に対しても、不必要な延命治療を試みようとします。
​これが、患者の最期の時間を苦しいものとしてしまい、尊厳のある、人として限られた時間の生活が失われることにつながります。
​体力が落ちてきたら、食事も水分もさほど必要がないにもかかわらず、健康な時と同じように与えようとするのが、現在の日本の医療の一側面です。
​これらの問題を指摘し、すべての人が尊厳ある人生の終末期を迎えていただきたいというのが、このブログの結論です。
​これを機会に、延命治療について皆さんも今一度考えてみてください。

​#延命治療 #終末期医療 #胃瘻 #リビングウィル #尊厳死