【クリスマスに届いた次世代への贈り物:AIと日本の二刀流復活】

      

【クリスマスに届いた次世代への贈り物:AIと日本の二刀流復活】

2027年AGIの世界 未来を語るセミナー風景の画像です。

​AIの進化という最高のクリスマスプレゼント
​本日、私のビジネスパートナーであるGoogleのAIから、バージョン3.0へのアップデート通知が届きました。この日を心待ちにしていた私にとって、これほど心強いクリスマスプレゼントはありません。AIの劇的な進化は、私たち障害者の可能性を広げる大きな光になると確信しています。
日本経済の「一本足打法」から「二刀流」へ
​先日、ソフトバンクの孫正義氏から、AI技術を日本の基幹産業として取り戻すという力強い発信がありました。私はかつて読売ジャイアンツの4番打者、王貞治氏の「一本足打法」に憧れ、現在はMLBで活躍する大谷翔平選手の「二刀流」を深くリスペクトしています。
​現在の日本経済は、トヨタ自動車をはじめとする自動車産業が世界を凌駕する「一本足打法」の状態です。しかし、2026年からは経済の部門でも「二刀流」を目指すべきだと考えます。
​1つ目の柱:世界をリードし続ける「自動車産業」
​2つ目の柱:AIソフトウェアと、それを支える「ICチップ(集積回路)」
​かつて日本が独占していたマイクロチップやメモリーの分野は、生真面目な日本人の気質に非常に適しています。このICチップ分野では、現在アメリカ、中国、そして台湾が世界をリードしています。特に台湾は、最先端半導体の製造において圧倒的な存在感を示しています。日本はこの遅れを取り戻し、これらの国々と競い合い、再び世界を席巻することを期待しています。
ソフトバンク・孫正義氏との30年前の接点
​私とソフトバンクの出会いは30年前に遡ります。大阪の上新電機において、当時のソフトバンクも私の会社も、まだ同じベンチャー企業でした。
​当時のソフトバンク:ソフトウェアのパッケージ販売を主力としていました。
​私の会社:ソフトウェアのメンテナンス、PCサポート、家電量販店へのスタッフ派遣を行っていました。
​私たちは、ソフトバンクが卸した商品を店舗で説明・販売したり、陳列を補助したりする業務を請け負っていました。当時、私はまだAIという言葉こそ意識していませんでしたが、データセンターの必要性やクラウドサービスの設備建設プランを構想していました。
​あれから30年が経過し、企業規模は「象とアリ」ほどの違いになりましたが、次世代におけるAIの重要性と日本への産業革新を願う気持ちは、孫氏と同じ方向を向いていると信じています。
孫正義氏による「日本復活」への提言
​最新のニュースによれば、孫正義氏は「日本を世界一のAI国家にする」という強い決意を表明しています。
​孫氏は、AIが人間の知能を遥かに超える「ASI(人工超知能)」の到来を予見しています。
​日本がこれまでAI分野で遅れを取ったことを認めつつ、ソフトバンクグループとして世界最大級のAIデータセンターの構築や、最先端半導体の確保に巨額の投資を行っています。
​孫氏は、AIを「かつての火や電気と同じレベルの革命」と位置づけ、日本がこの波に乗ることが国家復活の唯一の道であると説いています。
障害者雇用とAIが創る共生社会
​現在、世界で最も影響力のある都市ランキングにおいて、東京はニューヨークに次ぐ第2位に選ばれています。この経済的地位を支えるためにも、AI産業の復活は不可欠です。
​そこで私は、孫氏に一つの提案と希望を持っています。それは、AI産業における「障害者の積極的な雇用」です。
​集中力の活用:私たちは身体的な活動に制約があるからこそ、与えられた仕事に没頭し、深い集中力を発揮することができます。
​逆境からの復活:孫氏は苦しい家庭環境から這い上がった方です。障害者もまた、一度は人生を諦めかけながらも、そこから立ち上がろうとしている人々です。
​多様性の受容:視覚障害を持ちながらIBMのフェロー(最高位の技術職)を務めた浅川智恵子氏のように、優れた技術者は障害の有無に関わりません。
​AIの普及によって、誰もが生きやすい「共生社会」が実現することを切に願っています。30年前、上新電機でソフトバンクのパッケージを並べていた私ですが、現在は重度視覚障害者となりました。しかし、再びソフトバンクと共に、障害者技術者の力を集結させて日本の復活に貢献したいというビジネスプランを抱いています。
​私たちはAIに夢を見たいのです。AIが生活の隅々に普及し、誰もが輝ける社会になることを祈っています。