​《三市の人口と経済指標の比較》
​まず、人口の推移を見てみましょう。
松戸市は2025年の約49.7万人から、2035年には約47.1万人へと減少する見込みです。
一方で、柏市は約43.6万人から約43.9万人へと微増、流山市に至っては約21.5万人から約23.1万人へと、三市で唯一の独走状態を維持しています。
​経済の勢いを示す企業数や税収においても、その差は顕著です。
柏市は柏の葉キャンパス周辺への大学誘致や企業集積により、税収を維持しています。
流山市はつくばエクスプレスの開通により、沿線に高層マンションや大規模な物流倉庫が次々と建設され、高所得な子育て世帯が急増しました。
《松戸市が直面している厳しい現実》
​これら二市と比較したとき、松戸市の状況は深刻です。
つくばエクスプレスが市内を通らなかったことで、沿線の爆発的な開発の波に乗ることができませんでした。
松戸市の街並みは三市の中で最も古く、新しい街を一から作る土地も限られています。
​さらに、松戸市の財政は三年度連続で赤字を記録しており、過去の積立金を取り崩してしのいでいるのが現状です。
松戸駅周辺や新松戸駅周辺の再開発計画、そして老朽化したマンモス団地の再生など、待ったなしの課題が山積しています。
特に松戸市役所本庁舎の老朽化はひどく、建て替えや移転の議論が急務となっています。
《アイズルームが提言する松戸市の成長戦略》
​私たち障害福祉団体アイズルームは、松戸市に活動拠点を置くスタートアップオフィスとして、この危機をチャンスに変える戦略を提案します。
私たちは、障害福祉支援を軸にしながら、工業団地の再構築、企業誘致、そしてベンチャー企業の創業支援コンサルタントを行っています。
さらに、深刻化する空き家問題をイノベーションで解決し、資源を有効活用することで、若い世代の流入を促進する居住支援にも注力しています。
《市役所庁舎を収益モデルに変えるツインタワー構想》
​松戸市の財政を圧迫せず、むしろ税収を確保するための目玉として、市役所庁舎の再定義を提言します。
現在の市役所移転計画に対し、私たちは現在の立地を最大限に活かした「高層ツインタワー化」を提案します。
​25階程度のツインタワーを建設し、片方の棟を最新の役所機能を集約した本館とします。
そしてもう片方の棟を、市の財政を支える収益モデルとするのです。
この収益棟には、企業誘致のためのレンタルオフィス、私たちのような就労支援事業所、難病患者用のグループホーム、共働き世帯を支える24時間保育園を配置します。
さらに上層階には分譲マンションやビジネスホテルを誘致し、35年間での減価償却と建築費用の回収を実現します。
《スクラップアンドビルドによる都市の再構築》
​新しい街が作れないのであれば、現在の建物を再構築するしかありません。
古い団地や空き家を、現代のニーズに合ったスタートアップ拠点や福祉住宅へとリノベーションすることで、街全体の価値を底上げします。
工業団地についても、単なる製造拠点から、先端技術を持つベンチャーが育つフィールドへと作り替える必要があります。
​松戸市には、長年培ってきた豊かなコミュニティと、都心に近いという地理的優位性があります。
福祉と産業、そして居住支援を掛け合わせることで、流山や柏にはない、多様性と持続可能性を持った新しい松戸市の姿が見えてきます。
私たちアイズルームは、この松戸市の逆転劇を、福祉の現場から、そして経営コンサルタントの視点から強力に推進していきます。