【 雪国の困難を超えて 障害福祉コンサルタントが選ぶ視覚障害者に最適な安住の地ベスト3 ​】

      

【 雪国の困難を超えて 障害福祉コンサルタントが選ぶ視覚障害者に最適な安住の地ベスト3 ​】

都会の歩道を長身のスーツを着た男性が、白杖を使いながら胸元のスマートフォンに誘導され、目的地に向かっている画像です。

アイズルームは障害福祉をテーマとしたブログを毎日配信しております。重度視覚障害者が発信するブログです。
​現在、連日の報道で雪国の厳しい状況を目の当たりにします。私たち視覚障害者にとって、雪道で白杖を使用することは非常に困難です。そのため、温暖な気候で雪の心配がなく、住宅の周りが平坦で歩行の妨げがない街を探し求めることは、日々の安全を守るためにとても大切なことです。
​今回は、関東に住む私が俯瞰的な視点から、静岡市、北九州市小倉、そして高松市の3都市を比較検討しました。その結果、最終的にたどり着いた、視覚障害者が本当に住みやすい街をランキング形式でご紹介します
​選定にあたっては、以下の条件を重視しました。まず、雪を避けた温暖な気候であり、住宅の周りが平坦であることです。次に、福祉手当の申請やサービスの支給決定など、様々な手続きのために市役所の障害福祉課へ定期的に足を運ぶことを想定し、役所へのアクセスが良いことです。また、体調を崩した際に歩ける範囲に病院があること、日常の買い物がしやすく、街に活気があることも重要です。
​さらに、住まいについては、敷金や礼金がなく、障害者の入居状況も緩和されるUR賃貸住宅があり、建物の前から点字ブロックが整備されている場所を条件としました。加えて、政令指定都市ならではの手厚い住宅支援や育児支援が充実していることも大きな判断基準としました。
​第1位 高松市(香川県)
もっともおすすめしたい場所は、穏やかな瀬戸内海の空気が流れる高松市です。冬でも非常に温暖で、雪の影響をほとんど受けません。最大の特徴は、市街地にある全国的にも有名な長いアーケード商店街です。活気に溢れ、車が入らないため、雨の日でも白杖で安全に歩くことができます。
こちらでおすすめする物件は「サンポート高松」です。
UR賃貸住宅のすぐ近くに大きな病院があり、市役所や商店街へも平坦な道でつながっているため、移動のストレスがありません。
第2位 北九州市小倉(福岡県)
小倉は、近代的なビルと歴史的な市場が共存する、非常にバランスの取れた街です。特に小倉北区の官公庁街は、歩道の幅が非常に広く、段差の少ないフラットな道が続いています。病院や役所が集まっており、福祉支援が非常に充実していることも安心材料です。政令指定都市としての育児支援も手厚いですが、歩行環境の利便性から今回は高松に次ぐ順位となりました。
第3位 静岡市(静岡県)
静岡市は、富士山を望む温暖で開放的な雰囲気を持つ街です。中心部は非常にコンパクトにまとまっており、生活に必要な病院や商業施設が徒歩圏内に揃っています。住宅支援や子育て環境も整っており、自立した暮らしを支える基盤がしっかりとあります。
以上の3つの街は、いずれも視覚障害者が自立して暮らしやすい条件を備えています。雪国を避け、安全な歩行環境と医療機関へのアクセス、そして手厚い福祉・育児支援を求める皆様に、アイズルームが自信を持っておすすめいたします。