障害福祉をテーマに活動している民間団体、アイズルームです。
私たちの拠点は、松戸駅からすぐの松戸ビル13階にある、市が運営するスタートアップオフィスにあります。
ここは雇用保険の手続きなどで、松戸市民の方には馴染みのある場所かもしれません。
代表を務める私自身も重度の視覚障害があるため、普段はクライアント先へ直行直帰のスタイルで活動しておりますが、会議やセミナーの際にはこの松戸ビルに足を運んでいます。
​私は松戸市視覚障害者協会の理事も務めております。
松戸市内には、身体障害者手帳をお持ちの視覚障害者の方が約300名いらっしゃると伺っております。
本日は、手帳をお持ちの方が補助金制度を利用して購入できる、福祉支援機器についてお話しいたします。
​まず、視覚障害をお持ちの方にとって最も大切な歩行のパートナーである、白杖についてご説明します。
松戸市では、白杖は「補装具」という制度の中で給付を受けることができます。
初めて歩行訓練を始める方や、今お使いの杖が古くなった方は、市の窓口(障害福祉課)で申請することで公的な補助を受けて購入することが可能です。
安全な外出のために欠かせないものですので、まずはこの白杖の制度について知っておいていただければと思います。
​次に、松戸市の日常生活用具給付事業という制度についてご説明します。
この制度は、障害のある方の日常生活を容易にするため、特定の用具を購入する費用を市が補助してくれるものです。
対象となるのは、松戸市内に住所があり、身体障害者手帳をお持ちの方です。
原則として費用の1割が自己負担となりますが、世帯の所得状況に応じて月額の負担上限額が設定されています。
​松戸市の公式ホームページの情報に基づき、視覚障害に関わる主な給付種目をご紹介します。
​視覚障害者用読書器。
これは活字の書類や本をカメラで読み取り、画面に大きく映し出したり、音声で読み上げたりする装置です。
​視覚障害者用ポータブルレコーダー。
録音図書を再生したり、音声を録音したりするための専用機器です。
​視覚障害者用体温計。
測定結果を音声で知らせてくれるもので、日々の健康管理に役立ちます。
​視覚障害者用電磁調理器。
音声ガイドが付いた調理器具です。
​盲人用時計。
針に直接触れて時間を知ることができる触読式や、ボタンを押すと音声で時間を知らせるものがあります。
​盲人用体重計。
測定値を音声で案内してくれます。
​情報通信支援用具。
視覚障害者向けの画面読み上げソフトや、点字ディスプレイなどが含まれます。
​これらの用具を購入する際は、必ず購入前に松戸市の障害福祉課へ申請を行う必要があります。
すでに購入してしまった後では補助を受けられませんので、この点は特にご注意ください。
松戸市で視覚に障害を持っている皆様、私たちアイズルームと一緒に活動してみませんか。
また、松戸市視覚障害者協会に入会して、様々なイベントに参加し、新しい友人を作ってみるのも素晴らしいことだと思います。
一人で悩まずに、同じ悩みを持つ仲間とつながることで、新しい発見があるかもしれません。
​詳しい制度の内容や、活動への参加についてのご相談は、お問い合わせフォームよりいつでもお待ち申し上げております。
皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております。