​12月の冷え込みが厳しい中、小田急線の鶴川駅で起きた痛ましい人身事故がありました。その電車には、私の義理の妹が乗り合わせていました。
​彼女は、重い障害を持つ我が子を育てる母でもあります。自分と同じように障害を持つ子供やその家族を助けたいという一心で、障害者福祉の事業所で懸命に働いています。さらに、つい先日、最愛の夫をがんで亡くしたばかりでした。
​自分自身も深い悲しみと困難の中にありながら、他者を支えようと生きる彼女が、事故によって停止した車内で長い時間待機し、ようやく鉄道会社の指示で線路に降りてホームへ避難したとき、信じられない光景を目にしたそうです。
​それは、凄惨な事故現場をスマートフォンで撮影しようとする人たちの姿でした。
​人としての心があるのなら、そんなことができるはずがありません。他人の不幸や命が失われた瞬間を、あたかも見世物のように撮影する。その浅ましく、冷酷な行動に、私は強い憤りを感じます。
12月、師走のこの時期は、人身事故が絶えません。
借金の督促、家族と過ごすクリスマスやお正月の華やかさと自分の孤独との対比。追い詰められた心に、死という選択肢が強く入り込んでしまう時期なのかもしれません。
​私自身、決して恵まれた環境ではありませんでした。母子家庭の複雑な事情、大きな事業の失敗、そして中途での重度障害。何度も死を考え、すべてを失ってゼロからの再スタートを繰り返してきました。
​しかし、そのたびにカバン一つで立ち上がり、還暦を迎えた今、重度視覚障害という不自由を抱えながらも、同じ境遇の仲間に支えられ、悩める方々の相談を受け、解決を目指すコンサルタントとして歩んでいます。
​私は福祉の理論を学んだわけではありません。しかし、どん底の痛みを誰よりも知っています。
​もし、電車に飛び込もうとするほどの勇気があるのなら、その勇気をほんの少しだけ、私に相談するために使ってください。
アイズルームでは、教科書に書いてあるようなきれいごとは言いません。
​あなたが今、何をすべきか。
どのような公的支援が受けられるのか。
今の最悪な状況をどう打開できるのか。
​私と一緒に、泥臭く、必死に、道を探しましょう。
​私は重度視覚障害者です。あなたの見た目や立場は関係ありません。目が見えないからこそ、あなたの心と直接向き合い、相談を承ります。
​年末年始も休みなく、あなたからの連絡を待っています。
問い合わせフォームやAI電話からご連絡をいただければ、ラインの無料通話でお話しすることも可能です。
​尊い命を、自分から終わらせないでください。
あなたが再び前を向けるまで、私はボランティアの精神で、あなたの心に寄り添い続けます。