【全盲のコンサルタントが歩く高田馬場、視覚障害と認知症の未来を拓く対話】

      

【全盲のコンサルタントが歩く高田馬場、視覚障害と認知症の未来を拓く対話】

アイズルームの業務内容に関する資料です。

​2026年4月7日、火曜日。
本日は朝からあいにくの空模様で、日中は少し汗ばむような蒸し暑い一日となりました。
​私は本日、視覚障害者の聖地とも呼ばれる場所、日本視覚障害者団体連合の本部がある高田馬場駅を訪れました。
かつては日本盲人会連合と呼ばれていたこの組織も、現在は「社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合」として、私たちの権利と生活を支える中心的な役割を担っています。
​東京の中心地であるこの街は、相変わらずの人混みです。
しかし、耳に飛び込んでくる会話や周囲の気配を感じると、以前にも増して外国語が飛び交っています。
訪日旅行客や留学生、そして日本を支える外国人労働者の方々でしょうか。
アジア圏を中心に、世界中から人々が集まる多様性の渦を肌で感じました。
今回の目的は、視覚障害者認知症支援ネットワークを立ち上げられた中野代表との打ち合わせ、意見交換会です。
中野様は長年、視覚障害者の支援の最前線に立たれてきた方です。
一方、私はこれまで視覚障害者の居住支援に情熱を注いできました。
そんな二人が顔を合わせ、日本の大きな社会課題について深く意見を交換しました。
​主な対話のテーマは以下の通りです。
​1、視覚障害と認知症という二つの困難が重なった時、日本の社会課題をどう解決すべきか
2、視覚障害を持つ方が認知症を患った際、周囲や社会にどのような問題が発生するのか
3、認知症に対する予防医学の重要性について
4、もし認知症に至ってしまった時、社会としてどのように対処すべきか
​対話の場に選んだのは、早稲田にあるリーガロイヤルホテル東京です。
ここは私が仕事で昔からよく利用してきた、非常に馴染み深いホテルです。
かつて大阪支店へ出張していた頃には、大阪の系列ホテルにもよく宿泊していました。
​実は、前回このホテルを利用した時、私の左目は失明していましたが、右目はまだぼんやりと光や景色を捉えていました。
しかし今回は、両目の視力を失い、全盲となってからの再訪です。
かつての景色やホテルの重厚な空気感を記憶の底からたぐり寄せ、感覚を研ぎ澄ませながらの訪問となりました。
​私のブログには、多くの視覚障害者の方々が訪れてくださいます。
そのため、音声読み上げソフトを利用されている読者の皆様が頭の中で内容を理解しやすいよう、極力特殊な記号の使用を控え、流れるような文章構成を心がけています。
晴眼者の方であれば、表などのブロック構造を使えば一目で伝わるかもしれませんが、音で情報を得る方にとっては、表示形式によって読み上げが止まってしまうことがストレスになります。
だからこそ、私はあえて簡潔な箇条書きと、言葉の積み重ねで分かりやすく表現しています。
​おかげさまで、このブログに寄せる情報は年間1000通にも及びます。
全盲のブロガーとして、日本で一番の情報量を発信しているという自負を持って毎日更新を続けています。
取り上げる内容は、視覚障害にまつわる問題だけではありません。
世界的な政治経済の動向、最先端のAI技術からビジネス戦略まで、視覚障害という枠を超えて「世界の問題を考えるブログ」となっています。
また、私が運営している「毎日無料電話相談室」には、学生から高齢者まで、日々多くの方から解決の依頼が届きます。
すべての問題を解決できるわけではありませんが、相談者様の状況を踏まえ、相手の立場に立って何が問題なのかを考え、一つずつ解決へ近づけるよう全力で努力をしています。
それら日々の活動が私自身の人生の勉強となり、コンサルティング能力を少しずつ向上させてくれています。
​私のアドバイスは、学校で勉強したような机上の空論ではありません。
自らが困難に直面し、それをどう解決してきたかという、生きた苦い経験、苦しい経験に基づいています。
今後もこの経験を糧に、ボランティア活動を主流として展開して参ります。
​就労支援事業所、障害者グループホーム、有料老人ホーム、介護看護地域ステーションなど、さまざまな民間企業の相談役として。
これからも、千葉県東葛地域を中心に、情熱を持って活動を続けて参ります。
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