【ブロンコビリー訪問】

      

【ブロンコビリー訪問】

熟成ステーキのお店「ブロンコビリー」おススメメニュー画像です。

アイズルームでは、障害福祉の観点から視覚障害者の日常生活に関する事柄を、blog記事にまとめて発信しております。活動範囲は主に東葛地区(松戸市・柏市・流山市)です。3連休の最終日、ランチミーティングで熟成ステーキがおススメのブロンコビリー南増尾店へ行って来ました。主なおススメが熟成ステーキという事で、一般のファミレスより割高です。しかし、11時オープンに合わせて11時10分に店舗へ入ったら、駐車場には車がたくさんあり店舗内はほぼ満席でした。物価高で貧困に苦しんでいる日本なのに、3連休くらいは美味しいものを食べようという家族が多いのか、賑わっている様子に驚きました。ステーキとサラダバー、ドリンクバーのセットが一般的で、一人約3,000円です。以上から3人家族なら1万円弱と思われます。私は糖尿病の食事制限をしている為、メインのステーキ・ハンバーグ・チキンは注文しないでサラダバー(1人1,188円)を注文しました。視覚障害者なのでサラダバーを自分で選んで取る事が出来ない為、サポートスタッフに2回取ってきてもらいました。サラダバーを2皿食べた後、コーヒーゼリー、カットオレンジ、パイナップルを食べて私は終了しました。サポートスタッフは、普通にメインでハンバーグとサラダバーを食べていました。サラダバーを取って来てくれたスタッフに聞いたところ「ステーキのあさくま」の方がサラダバーの種類が豊富だ、と言っておりました。

席までの誘導は人員対応、オーダーも人員対応、会計レジも人員対応で、視覚障害者の私でもスムーズに食事が可能です。ただし、目が見えないので大好きなサラダバーを自ら取る事は出来ません。最近のレストランは、席への誘導もタッチパネルで番号が出て自ら席へ行き、オーダーはタブレット注文、食事は配膳ロボット、精算はセルフレジです。視覚障害者にはサポートしてくれる人が同伴しないと、一人では外食も厳しいのがIT化の進んだ世知辛い世の中です。

まだ今日は気温が低く寒いため、ウォーキングは公園ではなく千葉ニュータウンのショッピングモールへ行って来ました。本来なら柏のアリオでウォーキングをしたいのですが、3連休ともなるとモールの駐車場に入るのも大変で、モール内は混雑していて白杖をついて歩行するのは他人に迷惑をかけてしまうので困難です。千葉ニュータウンは開発に失敗し、3連休でもさほど人は多くないので白杖をついて歩行が可能です。千葉ニュータウンに着いてすぐトイレの個室に入ったのですが、ウォシュレットのボタンはすぐに見つかり操作出来ましたが、流すボタンが見つからずレバーも分からず、5分位探しても見つけられなかったので、トイレから立ち上がり少し離れたら自動で流れたので良かったです。視覚障害者のよくある事ですが、大を流すボタンやレバーが見つからない事がよくあります。小の方もトイレ内が暗く、配置が分からないと用を足す事に時間が掛かってしまう。外出する場合には自宅又は会社でトイレに入り、外出先ではなるべく飲食を控えトイレで迷うリスクを減らそうという意識が強くあります。このような事で水分の補給を極端に減らした為、今回尿管に結石が溜まり炎症、緊急入院し手術になってしまいました。視覚障害者でもトイレの配置が分かりやすくレバーやボタンの位置が確認しやすい何らかの方策を、メーカーの方に是非考えていただきたい。家電メーカーや住宅設備会社と共に、障害者が安心して暮らせる住環境を目指して、関係企業と何度か会議を開かせていただきましたが、まだ商品化までには至っておりません。身体障害者は人口の約7.4%なので、メーカー側が利益につながる事が難しいという事が原因だと思います。しかし障害者に関する法律(令和6年4月1日障害者差別解消法)も改正されましたので、アイズルームと共に商品化していただける家電及び住宅メーカー様がおりましたら、こちらをタップしてメールよりお問い合わせください。私は視覚障害者の障害福祉に特化した経営コンサルタントです。