【超高齢社会のリアル!「最後の時」に後悔しないための全盲の社会活動家が語る《葬儀・お墓の費用と選び方》事前知識で業者とのトラブルを回避する方法 】

      

【超高齢社会のリアル!「最後の時」に後悔しないための全盲の社会活動家が語る《葬儀・お墓の費用と選び方》事前知識で業者とのトラブルを回避する方法 】

AIが生成した男性高齢者と中年女性が、お墓に手を合わせ墓参りをしているイメージ画像です。

​【アイズルームからのご挨拶と本日のテーマ】
​私たちアイズルームは、障害福祉に関する情報を毎日発信している支援団体です。
​障害福祉を基盤とし、障害者、難病患者、そして高齢者の居住支援を行っております。
​主な活動の一つとして、夜間に特化した問題解決のための無料電話ホットラインを開設しています。
​超高齢化社会となった今、葬儀に関するご相談が絶えません。
​高齢者の方だけでなく、難病患者の方からも「家族に負担をかけたくない」「最後の時に混乱しないようにどのような終焉にしたらいいか」というご相談をいただきます。
​そこで本日は、葬儀と納骨にまつわるリアルな費用と知識についてお話を進めます。
​私自身は、全盲の社会活動家として福祉支援ボランティアを行っております。
​この情報が、皆さまが「もしもの時」を迎えるにあたり、業者とのトラブルなく、ご自身の納得のいく形で大切な方をお見送りするためのお役に立てることを願っております。
​【本日の具体的なテーマ】
​一般葬(会葬者50人)のリアルな総費用:病院搬送から納骨まで、実際に持ち出しとなる費用はいくらか。
​葬儀の場所による費用の差:「自宅葬」と「葬儀場の会館」でどれくらい費用が変わるのか。
​家族葬(会葬者20人)の費用相場:最近主流の低予算で行える家族葬の具体的な費用。
​納骨方法の選択肢と費用比較:「一般的なお墓」「樹木葬」「散骨」の初期費用と年間管理維持費の違い。
​【なぜ費用を事前に知っておく必要があるのか】
​これらの費用を事前に把握していないと、葬儀業者やお墓に関わる業者との間で、人の不幸につけ込んで過大な費用がかかってしまうケースが後を絶ちません。
​「ホームページでは15万円しかかかりません」といった表現がされていても、実際には遺体を預かる費用やドライアイスの費用が高額になってしまうことがあります。
​また、不必要に高額な墓石を売られてしまう被害も報告されています。
​事前に相場を知っていることは、そのような不当な被害を受けないために非常に重要な知識となります。
​【具体的な費用の内訳と相場(香典相殺後)】
​以下の費用は、統計データや葬儀社の公開情報を参考に、より控えめな上限額を設定しています。
​1. 一般葬(会葬者50人を想定)の費用
​葬儀にかかる費用の総額(目安):
​200万円〜300万円程度の費用がかかる可能性があります。
​この総額には、搬送費、葬儀一式費用、飲食接待費、返礼品費、お布施が含まれます。
​香典による補填(仮定):
​会葬者50人からの香典を平均1万円と仮定し、合計 約50万円の収入が見込めます。
​実質的な自己負担額(持ち出し)の目安:
​総費用から香典合計を差し引くと、最終的に遺族が150万円〜250万円程度を自己負担する可能性があります。
​2. 葬儀場所による費用の差
​葬儀場の会館などで行う場合:
​式場使用料、控室使用料などがかかります。上記「一般葬の総額」に含まれる費用です。
​自宅で葬儀を行う場合(自宅葬):
​式場使用料はかかりません。
​ただし、遺体の安置場所の確保や、備品の手配(テント、椅子など)の手間や費用が別途発生します。
​トータルでの費用差は会館費用分安くなる可能性がありますが、業者との契約内容を細かく確認することが重要です。
​3. 家族葬(会葬者20人を想定)の費用
​葬儀にかかる費用の総額(目安):
​90万円〜180万円程度の費用がかかる可能性があります。
​香典による補填(仮定):
​会葬者20人からの香典を平均2万円と仮定し、合計 約40万円の収入が見込めます。
​これは、参列者の多くが親族であり、高額な香典により平均額が上がると想定したものです。
​実質的な自己負担額(持ち出し)の目安:
​総費用から香典合計を差し引くと、最終的に遺族が50万円〜140万円程度を自己負担する可能性があります。
​一般葬より費用は抑えられますが、基本料金に含まれる範囲を事前に確認することが重要です。
​【納骨方法3つの比較と費用】
​ここでは、あくまでも一般的な小さめのお墓を想定した費用を提示します。
​1. 一般的なお墓(石材)
​初期費用(目安):
​100万円〜300万円程度
​内訳:永代使用料(土地代)+墓石代が含まれます。
​年間管理維持費用(目安):
​5,000円〜1万5,000円程度
​特徴:
​承継者が継続して管理する必要があります。
​広さや使用する石材の種類により費用は大きく変動します。
​2. 樹木葬(最近主流の形式)
​初期費用(目安):
​30万円〜80万円程度
​多くの場合、永代供養料が初期費用にすでに含まれています。
​年間管理維持費用(目安):
​0円〜数千円程度
​管理費が不要なケースが多いです。
​特徴:
​骨を樹木の根元などに埋葬します。
​承継者が不要で、後の世代に管理の手間がかかりません。
​3. 散骨(海洋など)
​初期費用(目安):
​15万円〜50万円程度
​遺骨の粉骨作業や代行業者による散骨費用が含まれます。
​年間管理維持費用(目安):
​0円
​特徴:
​遺骨を粉末状にして海などに撒きます。
​お墓を持たない選択肢で、管理費用は一切かかりません。
​【アイズルームからのメッセージ】
​アイズルームは、日頃から「最期の局面」に向き合いながら、障害福祉の問題を解決しております。
​葬儀やお墓、または居住支援などで何か問題が発生した場合には、無料相談を遠慮なくご利用ください。
​全ての方のお役に立てるとは限りませんが、私たちにできることを丁寧に、心を込めてアドバイスさせていただきます。

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