​アイズルームは、障害福祉をテーマに日々の情報を発信しております。
​先日、私の義理の弟が他界いたしました。
​腰や下半身、腹部に違和感を覚え、精密検査を受けたところ、癌が見つかりました。
​すでに胃や膵臓のあたりに10cm以上にもなる巨大な腫瘍ができており、又、肝臓にも転移していたのです。
​北里大学病院に入院してさらに詳しく診断を行いましたが、最新の医学でも状況が判別できず、癌の専門機関である国立がん研究センター中央病院にも情報が回されましたが、治療方法が見つからないという結果でした。
​抗がん剤治療も検討されましたが、最終的には手の施しようがないということになり、入院からわずか1ヶ月で他界しました。
​最後に解剖までして病気を特定しようとしましたが、癌の詳しい状況は判明できないままで、今後1年間をかけて解析する予定とのことです。
​義理の弟には、障害を持つお子様を含め、高校2年生で大学進学を控える方など2名のお子様が残されました。
​まだまだお父さんとしてやり残したことがたくさんあったでしょうから、さぞかし心残りだったかと思われます。
​障害を持つお父さんたちとグループを組んでバンド活動も熱心に行っており、非常に充実した日々を送っていました。
​57歳という若さで、とてもおしゃれな人で、入院してからも身の回りのことを気にかけている様子でした。
​入院する1ヶ月前までは、普段通りに仕事に行き、プライベートも充実した毎日を過ごしていたのです。
​私自身は、病気や障害で全盲であり、両足の神経障害でしびれがあり、「いつ死んでもおかしくない」ような状態です。
​それに比べ、義理の弟は健康体でした。残された奥様やお子様方のことを考えると、当然私のような人間が先に行くべきだと考えます。
​しかし、人生は不合理で、今回の順番を間違えてしまいました。
アイズルームでは、このような突然の困難に直面した方々への支援の一環として、「深夜電話相談室」を実施しております。
​深夜0時から朝5時まで対応しており、相談料はかかりません。
​中小企業の経営相談、高齢者の生活に関する問題、障害や病気に関する心の相談など、内容は多岐にわたります。
​深夜という時間帯に、シングルマザーのお母様や中学生から大学生までの若者からの相談も承っております。
​学校の悩み、進路の相談、親からのDVやいじめの問題、引きこもりや不登校など、様々な相談を受けております。
​もちろん全ての問題をすぐに解決できるわけではありませんが、私たちは伴走者として皆様の心に寄り添います。
​私自身の父親もDVで、途中失踪したため、母子家庭で苦労し、周囲から偏見の目で見られてきました。現在は障害者となり、別の意味での偏見を受けています。
​そのような自分自身の実体験も含め、アイズルームには様々な問題を抱え、それと戦ってきた人たちが電話を受けている支援団体です。
​今回の義理の弟のように、突然の死により母子家庭となったご家庭の進路相談や就労支援、残されたお子様のメンタルケア、そして障害や病気を抱える方への伴走支援は、私たちが特に力を入れている分野です。
​一人で抱え込まず、まずはお気軽にご連絡ください。
​一度ご連絡が繋がれば、LINEを交換することで、LINE電話を使えば実際の通話料もかからずにご相談いただけます。
​アイズルームの問い合わせフォームよりお問い合わせください。

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