【《ホテル業界革新への提言》人口の3割を占める高齢者・障害者市場を開拓する!全盲経営者が提唱する『共生社会』を実現するホテルチェーン向けユニバーサルデザイン戦略】

私たち「アイズルーム」は、障害当事者やその家族を中心としたスタッフで構成され、社会的な不便を解消するためのソリューションを提供している会社です。私たちの真の目的は、障害を持つ方が普通に社会に溶け込み、仕事や旅行といった活動を自由にできる「共生社会」を実現すること。この社会貢献性を秘めた視点から、ホテル業界の未来にご提言させていただきます。
私自身、視覚障害1級(全盲に近い状態)の経営者でありながら、長年の中小企業経営と上場企業の役員経験を通じて、年間100日ほどビジネスホテルを利用し続けてきました。宿泊経験は幅広く、1泊4,500円のカプセルホテルから6,000円台のビジネスホテル、さらにはハイアットやリッツ・カールトンのような6万円の高級客室まで、日本全国の多岐にわたる宿泊施設を利用してまいりました。
この長年の利用者としての視点に加え、障害当事者としての経験から、ホテル業界が持つ巨大なビジネスチャンスと、それを妨げている「見えないバリア」の存在を痛感しています。
便利なシステムが、かえってバリアになる現実
近年、ホテル業界では、オンライン予約の最適化や、スマートフォンアプリを活用した非接触型チェックインなど、利便性を高める革新的なシステムが次々と導入されています。
しかし、これらの「速く、安く、簡単に」を追求した便利なシステムが、視覚障害者や身体に制限のある高齢者にとっては、かえって利用をためらう大きなバリアとなっている現実があります。
画面を読み上げても操作が難しいオンライン予約、対人サポートなしでの手続き、客室内の複雑なリモコン操作――。これらが原因で、旅行や出張を諦める方が少なくありません。
身体障害者と高齢者、二つの巨大な市場
現在、日本国内には身体障害者だけでも400万人以上の方がいらっしゃいます。
さらに、日本は人口の約3割(約29.4%)が65歳以上の高齢者という、世界でも類を見ない超高齢社会です。
高齢者の多くは、白内障などで視覚が低下し、また足腰の不調から車椅子の利用が増えるなど、そのニーズは障害者と共通しています。私自身の90歳になる母も身体障害者で車椅子を利用していますが、高齢者層への対応は、そのまま人口の約3分の1を占める巨大な層の受け入れに直結するのです。
弊社の提案するユニバーサルデザインの導入は、この二つの巨大な層の利用を可能にし、「社会貢献」と「新規市場の獲得」という二重のメリットを貴社ビジネスにもたらします。
ユニバーサルデザインを実現するための具体的な提案
私たちは、貴社の国内ホテル事業および今後の海外進出計画において、「障害者・高齢者がストレスなく利用できる環境」を構築するためのサポートをさせていただきたいと考えています。
まずは、以下の具体的な分野で、無償での協力・提案から始めさせていただければ幸いです。
1. フロント・予約システムの「見えないバリア」解消
オンライン予約のサポート体制強化: ウェブサイトやアプリ予約が困難な利用者向けの、きめ細やかな電話・対面サポート体制の提案。
チェックイン時の障害者対応: 効率化されたチェックインシステム(例:非接触チェックイン)を利用する際、視覚や身体に制限のある方がスムーズに手続きを完了できる代替・補助手段の提案。
2. 客室内設備のユニバーサルデザイン化と「スマートホーム」の導入
触覚対応化の提案: エアコンやテレビのリモコンなど、客室内設備の操作部を触覚(点字や突起、形状)で判別できるようにするデザインの提案。
スマートスピーカーによる音声操作の導入: スマートスピーカーを設置し、照明のON/OFF、エアコンの温度調整、テレビの操作といった家電製品の操作を音声で行えるようにするシステムの導入サポート。これにより、リモコン操作が困難な方でもストレスなく部屋の機能を活用できます。
バリアフリールームの最適化: 適切な手すり設置位置や、車椅子利用者が使いやすいレイアウトに関する専門的なアドバイス。
3. 宿泊前後の情報提供と未来のシステム開発
情報提供のバリアフリー化: ホテル利用マニュアルや客室案内を、音声・動画で提供し、宿泊前にアクセスできるようにするサポート。
最先端システムの構想: 弊社が持つ医療機器や厚生労働省の年金システム開発に携わった知見を活かし、将来的にはAIを活用した障害者対応の予約・案内システムや、緊急時に医療ケアと直結する体制の構築といった提案も可能です。
協業のご提案
私たち「アイズルーム」は、単なるコンサルティングではなく、長年の利用者・当事者としての視点、そしてシステム開発の経験から、本当に現場で役立つソリューションを提供できます。
この二つの巨大な市場を取り込むことは、貴社ホテルチェーンのブランドイメージ向上と、確実な収益源の確保に直結します。
お忙しいとは存じますが、ぜひ一度、私たちの具体的な提案をお聞きいただくための10分間のお時間を頂戴できませんでしょうか。
貴社のユニバーサルデザインへの取り組みが、「共生社会の実現」に貢献し、業界全体の新たなスタンダードとなるよう、微力ながらお手伝いさせていただければ幸いです。
ご連絡をお待ちしております。
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