【挑戦し続ける人生に「終点」はない・重度視覚障害者が直面したマイナンバーカード更新と新たな使命への決意】

本日、10年ぶりにマイナンバーカードの更新手続きの為、松戸市西口のマイナンバーカード交付センターへ行ってきました。事前予約制でしたが、私のような重度障害者に対しては、非常に丁寧で配慮の行き届いた対応をしていただき、待ち時間もなく約20分で手続きが完了しました。
もちろん、新しいカードに載る写真は、自宅でスーツを着てスマートフォンで撮影したものが採用されています。10年前のカードと比べると、私もそれなりに年を重ねたなと感じます。
今回の更新手続きは、市役所から届いた書類を起点とし、その後は全てスマートフォンでの操作で完結しました。しかし、私には日々の業務をサポートしてくれるスタッフがいるからこそ可能な手続きでした。この時、改めて考えさせられたのは、単身で生活されている視覚障害者にとって、この手続きは非常に困難であるという現実です。
重度障害者に限っては、行政がよりきめ細やかな対応をすべきだと強く感じています。具体的には、市役所内の障害福祉課で全ての更新手続きを完結させる仕組み、もしくは福祉事業者に委託し、職員が訪問して手続きを代行するなどのサポートが必要不可欠でしょう。
そんな中、本日、松戸市視覚障害者協会からご連絡をいただき、理事に就任させていただくことになりました。これは、私にとってまた一つ、新しい任務が追加されたことを意味します。
これからは、松戸市内の視覚障害を持つ方々のために、微力ながらも全力を尽くす所存です。今回のマイナンバーカード更新手続きのような、生活に密着した課題についても、松戸市長と協議し、協会としてお手伝いできる具体的な方法を模索し、進めていきたいと考えております。
知識は「読む」から「聴く」時代へ:デイジー図書という光
今回のブログに添付した写真は、私の日常に欠かせない「デイジー図書」の再生機とCDの画像です。
【デイジー図書とは】
デイジー(DAISY)とは、「Digital Accessible Information System」の略で、視覚障害や活字を読むことが困難な方々のために開発されたデジタル録音図書規格です。従来の録音テープと異なり、CDやデータとして提供され、専用の再生機やソフトウェアを使うことで、以下のような高度な操作が可能です。
瞬時の頭出し: 見出し、ページ、段落単位でのジャンプが可能
変速再生: 聞き取りやすい速度に自由に変更できる
しおり機能: 好きな箇所にマークをつけられる
音声とテキストの同期: 弱視の方には、読み上げ箇所をハイライト表示できる
千葉県では、点字図書館という公的なサービスがあり、社会福祉法人に登録されたボランティアの方々が、多くの本を音声化し、CDに吹き込んでくださっています。このシステムのおかげで、私は毎週5冊ほどの本を「聴く読書」として楽しんでいます。
還暦を迎えても、挑戦は続く
今週私が選んだテーマは、ソフトバンクグループ株式会社の創業者である代表取締役 会長兼社長 孫正義氏、株式会社ファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長 柳井正氏、そして楽天グループ株式会社の創業者である代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏といった、名だたる経営者の方々の著書です。
私は還暦の60歳を迎えましたが、ビジネスへの挑戦はまだまだ続いています。小さな企業から自らの力で一兆円レベルの規模にまで上り詰めた経営者の考え方から、今、改めて学んでいるところです。
かつては、孫氏や三木谷氏と、創業時において協業したり、競争したりした時期もありました。しかし、今となっては、自分と彼らとを比べれば、まるで象と蟻のような規模の違いがあります。
過去の経営で何が悪かったのかを深く反省し、その上で、私の残りの人生を障害福祉という分野に捧げ、ビジネスモデルを確立したいと考えています。
視覚障害者となった私にとって、デイジー図書は無料で利用できる貴重な学びのツールです。「読本」ではなく「聴く本」ではありますが、人生を諦めたら、そこで全てが終わりです。
今まで、何度失敗しても必ず立ち上がってきました。障害者となった今も、夢を決して諦めることはありません。
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