福祉支援民間団体「​EYESROOM」代表です。
​本日は、日本の未来に関わる極めて重要な、そして繊細な問題について、私個人の切実な思いをお話しさせていただきます。
​私は歴史の専門家ではありません。母子家庭でアルバイトをしながら、ようやく高校を卒業した身です。教養を深めてこられた方々や、歴史を厳格に重んじる方々から見れば、私の言葉は浅はかに映るかもしれません。もし、私の個人的な見解に強い抵抗を感じる方がいらっしゃいましたら、この先を読み進めることはお控えいただければ幸いです。
​一人の国民として、そして長年経営の現場に身を置いてきた人間として、私は現在の皇位継承のあり方、特に男性に限るという点について、令和という新しい時代において率直な違和感を抱いております。
​現在、天皇陛下の長女であられる愛子内親王殿下は、日本赤十字社にお勤めになりながら、皇族としての重要な公務を誠実に、かつ完璧に務めていらっしゃいます。その国民に寄り添うお姿に、多くの方が感銘を受けているのではないでしょうか。​
​私の運営する団体では、男女の比率、LGBTQ、障害の有無、そして国籍や宗教を問わず、誰もが平等にチャンスを掴める社会を目指しています。しかし、今の日本を見てください。国会議員の多くは高齢の男性であり、経営者の多くもまた男性です。
​私の40年にわたる経営者としての経験から断言できるのは、仕事や社会的役割に男女の差はないということです。むしろ女性の方が生真面目であり、責任を持って仕事を完遂される姿を数多く見てきました。だからこそ私は積極的に女性を管理職に登用し、LGBTQや海外出身のスタッフと共に、多様な価値観を大切にしてきました。
​夫婦別姓についても同様です。従来の形を守りたい人は守り、新しい形を望む人はそれを選べる。それで良いのではないでしょうか。私自身、複雑な家庭環境で育った背景から、名字という形式に縛られることよりも、個々人の生き方が尊重されるべきだと考えています。
​誰かが誰かの生き方を規制しようとすれば、そこには必ず社会の分断が生まれます。世界を見渡せば、今なお宗教や肌の色、民族の違いによる差別や弾圧が止みません。
​歴史的な背景を紐解けば、かつて日本には推古天皇や持統天皇といった女性天皇が存在した事実があります。もちろん、それが当時の社会情勢によるものであったという歴史的見解があることも承知しています。しかし、歴史とは過去をなぞるだけのものではなく、新しい時代に合わせて作っていくものではないでしょうか。
​男性でなければならないという制約は、今の時代に本当に必要なのでしょうか。
​これは、伝統を軽んじているわけではありません。日本が真に多様性を認め合い、誰もが平等に生きられる国へと進化するために、今一度、皆さんと共に考えてみたいのです。
​あくまで私個人の意見ではございますが、この問いかけが、より良い社会への一歩となることを願っております。