いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
​福祉支援団体「EYESROOM」では、視覚障害者の方が外出された際のトイレ使用に関する様々な問題点や改善に向けた提言を、これまでも常にまとめて発信してきました。
​今回、まさにこの課題に専門的に取り組まれている団体による、非常に興味深いイベントの参加募集を見つけました。視覚障害者にとってトイレの利用は、克服しなければならない極めて大きな生活課題です。定員は先着順とのことでしたので、私自身いち早く申し込みを済ませました。特別な事情がない限り、無事に参加できると考えています。
​そこで、この重要な課題に関心をお持ちの同行援護サポート担当の方、特に足立区の「おとも」に登録されている方にお願いがございます。当日、私をサポートして松戸市から会場まで連れて行ってくださるガイドヘルパーを募集いたします。関心のある同行援護の方とご一緒できれば、道中やイベントを通じてお互いに深い学びの機会になると考えています。実際のトイレを使った確認作業等はありますが、本当に用を足すわけではありませんので、男性・女性どちらのサポートの方でも大歓迎です。せっかく参加する貴重な機会ですので、主催者側にとっても実りある体験成果やデータを提供できるよう貢献したいと考えています。
​当日、私のガイドヘルパーを引き受けていただける方は、このブログの下部にある問い合わせフォームからぜひご連絡をください。
​イベントの詳細は以下の通りです。内容を正確に要約しましたのでご確認ください。
​講演会概要
主催は一般社団法人日本トイレ協会ノーマライゼーション研究委員会です。
タイトルは「見えること・見えにくいことを超えて:トイレの使いやすさをすべての人へ」、サブタイトルは「『見えない世界』を、一緒に歩いてみませんか」となっています。
開催日時は2026年6月13日土曜日の午後1時から午後4時までで、開場は午後0時45分です。
場所はお茶の水女子大学国際交流留学生プラザ2階多目的ホールで行われます。
住所は東京都文京区大塚2丁目1番1号で、東京メトロ丸ノ内線の茗荷谷駅から徒歩約7分の立地です。
定員は約20名で、内訳は視覚障害のある方10名程度、晴眼者10名程度を予定しています。参加費は無料です。
​講師の紹介
講師を務めるのは、埼玉医科大学医学部眼科准教授の蒔田潤氏です。眼科専門医でありパラスポーツドクターでもあります。専門分野はロービジョンケアや、ユニバーサルデザインをはじめとする建築空間と視覚機能などです
​講演会の内容と視覚障害者への協力依頼
私たちは普段、無意識のうちに多くの視覚情報に頼ってトイレを利用しています。個室の配置、ロールペーパーの位置、洗浄ボタンの場所がわからないことで、流し忘れてしまったり、ボタンを押し間違えて床を水浸しにしてしまったりといった不便さや困りごとが実際に起きています。しかし、こうした不自由さは見えている人にはなかなか伝わりません。
​そこで本会では、視覚障害のある当事者と一緒に大学内の実際のトイレを歩き、入口から個室の発見、洗浄、手洗い、出口へと向かう一連の行動を参加者に観察してもらうことで、不便さをリアルに体感し、問題の本質をみんなで考える時間を企画しています。
​今回の協力対象となるのは、日頃から公共トイレを単独で利用されている視覚障害者の方です。そのため、普段からガイドヘルパーに個室や洗浄場所を教えてもらったり誘導を受けたりしている方は対象外となります。また、参加者とのディスカッションで日頃の体験談を話すなどの協力も求められています。
​参加にあたっての注意事項と申し込み
建物内を移動するため、動きやすい靴と服装での参加が必要です。館内トイレでの行動観察を行いますが、実際の排泄行為はありません。盲導犬を同伴される方や、駅からの誘導が必要な方は事前の連絡が必要です。また、記録や報告書に利用するための写真撮影等に関する同意書へ、当日署名を行う必要があります。
申し込みの締め切りは2026年6月6日土曜日の午後3時までとなっており、先着順での受け付けです。
​おわりに
視覚障害者が単独歩行で外出する際、トイレの問題は解決しなければならない切実な課題です。視覚障害者の方が一人でも普通にトイレに入れる社会を目指し、今回のイベントを通じて、今後のトイレ開発に活かされるユニバーサルデザインや構造の仕組みについて一緒に考えてみませんか。私と一緒に協力してくれる同行援護の方からのご連絡を心よりお待ちしております。ぜひ一緒に、この重要な社会課題を解決するお手伝いをしましょう。