​全盲の視覚障害者である私自身が発信しているブログです。日々の編集はスマートフォンを使い、音声入力と音声読み上げで内容を確認しています。そのため、時折漢字の変換に誤りがあるかもしれませんが、お許しください。
​日曜日の食事は、ボランティア活動や仲間との交流がないため、とても静かなものです。朝食は、冷凍していたご飯を温め、塩をふりかけたおにぎりを2つ作りました。一つは海苔を巻き、もう一つは味噌おにぎりです。昼食は、混み合う店内でほっともっとの「のり弁」を購入しました。ここは有人レジがあり、注文から受け取りまで店員さんが介在してくれるため、全盲の私でも安心して購入できる唯一と言っていい貴重なお店です。そして夕食は、惣菜パンのハンバーグとソーセージ。傍らのジョッキには、牛乳に少しのコーヒーを垂らしたものを添えました。
​今日一日の食費は1000円以内です。しかし、私が支援している貧困世帯の方々の中には、この1000円さえ払えない人たちが大勢います。1食120円のカップラーメンで飢えをしのぐ人も少なくありません。一方で、国会議員の方々は高い報酬を得て、日々豪華な食事をされていることでしょう。国を動かす重責を担う方々が相応の収入を得ることに異論はありませんが、防衛費ばかりを膨らませるのではなく、これ以上、私が目の当たりにしているような貧困世帯を増やさない政治を強く求めます。
​さて、私のささやかな食事風景から一歩踏み込んで、本日の本題に入ります。
​賃貸物件のオーナー様へ申し上げます。
もういい加減、学生や若者、ファミリー層ばかりをターゲットにしたアパート経営は見直すべきではないでしょうか。
​先日、日本国民の半数以上が50歳以上となり、最も多い層は75歳以上の後期高齢者となりました。それにもかかわらず、日本の賃貸市場はいまだに高齢者に対して冷淡です。私は昨年まで、柏市で居住支援を行うNPO法人の顧問を務めていました。空室があるにもかかわらず、70歳を超えているというだけで入居を拒絶される現実を何度も見てきました。その法人の代表は、福祉と不動産の資格を併せ持つ非常に優秀な女性でしたが、一軒一軒必死に交渉を続けても高齢者の部屋が見つからず、併設していた事業所の経営悪化も重なり、志半ばで活動を断念されました。これは社会にとって大きな損失です。
​オーナー様が最も懸念されるのは「孤独死」の問題でしょう。しかし、規定が変わり、早期に発見できれば事故物件扱いにはなりません。そもそも、人はいつか必ず死を迎えます。私が支援している病院や高齢者施設では、日々誰かが亡くなり、また新しい方が入居されます。人道支援の本質は、生きている間に何ができるかであり、死をただ忌み嫌うことではありません。
​たとえ孤独死が発生しても、現場を適切に修繕し、次の方を受け入れればよいのです。高齢者の入居希望者の中には、そうした物件でも気にせず入居してくださる方がたくさんいます。古いアパートであれば、手すりの設置などの簡易的なバリアフリー化を施し、積極的に高齢者を受け入れるべきです。現在は、ハード・ソフト両面で見守りシステムが充実しており、保証会社による高齢者向けプランも豊富にあります。これらを組み合わせることで、リスクは十分に管理可能です。
​もし、障害者や高齢者専用の賃貸住宅に興味がある方は、ぜひ私のサイトにある「物件管理相談室」や「自立生活相談室のリンクをタップして内容をご確認ください。そこには、これからの高齢化社会における福祉住宅のヒントが詰まっています。経営に悩まれている方には、無償のコンサルティングも実施しております。
​私たちは、高齢者や障害者が当たり前に暮らせる「共生社会」の実現を目指す団体です。私自身も全盲の当事者として、白杖をつきながら千葉県の東葛地域を中心に活動しています。主な活動範囲は、松戸市、流山市、柏市、鎌ヶ谷市、我孫子市、野田市の各市です。
​オーナーの皆様、今こそ福祉住宅に特化した社会貢献に目を向けてください。あなたが現在オーナーであるのは、たまたま事業が成功したから、あるいは家族の資産があったからかもしれません。しかし、人生の歯車が一つ狂えば、誰もが貧困や孤独、障害に直面し、生活保護を必要とする立場になり得るのです。
​あなたの持つ大切な資産を、どうか社会貢献のために役立ててください。入居に困っている人たちを受け入れることが、これからの時代の確かな賃貸経営の形であると確信しています。