​福祉支援団体「アイズルーム」代表、そして「松戸市視覚障害者協会(松視協)」副会長の石原です。
​松戸市には50万人以上の市民が暮らしていますが、その中には視覚障害者手帳を持つ方が約780人いらっしゃいます。私たちは、障害があっても誰もが普通に、そして生きがいを持って暮らせるまちづくりを目指して日々活動しています。
​ここで、私個人の少しプライベートな話をさせてください。
私は視覚障害1級に加え、血行障害による両足の神経障害麻痺、そして重い便秘に長年悩まされていました。健康のために運動をしようと思っても、目が見えないため家の中でさえ自由に歩くことが難しく、体はだんだんと石のように硬くなっていきました。両足のしびれと排便障害が重なる日々は、本当に苦しいものでした。対処方法としては薬に頼っていました。
​そんな私が先月、松視協の活動の一つである「体操サークル」に初めて参加したのです。
​このサークルでは、椅子に座ったままでの体操、椅子を支えにして立つ体操、マットを使った運動、そしてポールを足から腰まで動かすストレッチなど、初心者でも安心して取り組める内容が用意されています。さらに、認知症予防につながる音楽に合わせた運動もあり、体の不自由な80代の方まで安全に楽しまれています。
​そして驚くべきことに、この体操サークルへの参加をきっかけに、あれほど苦しんでいた私の便秘が薬も使わずに解消されたのです。これには確かな医学的理由があります。
​医学的な観点から見ると、ストレッチや体操は腸の働きを活性化させる素晴らしい効果を持っています。
私たちの腸は、自律神経によってコントロールされています。運動不足やストレスで体が硬くなると交感神経が優位になり、腸の動き(ぜん動運動)が低下して便秘を招きます。体操サークルで行うゆったりとしたストレッチは、副交感神経を優位にしてリラックス状態を作り出し、腸の自然な動きを促すのです。
​さらに、今回の体操には随所に「お腹に力を入れる」「お腹を伸ばす」という動作が含まれています。これが非常に重要なポイントです。
お腹をひねったり伸ばしたりする物理的な刺激は、外側から腸を直接マッサージすることになり、滞った便の移動を助けます。また、お腹に力を入れることで「腹圧」が高まり、排便の際に必要となる筋力が自然と鍛えられます。インナーマッスル(深層筋)が刺激されることで骨盤周りの血行も良くなり、便秘解消に劇的な効果をもたらしたと考えられます。
​この素晴らしい体操サークルは、原則として毎月第1月曜日に、京成線・五香駅から徒歩15分の「福祉会館 ふれあい22」で開催されています。
駅から15分歩くことも、体操前の心地よい準備運動(事前運動)として最適な有酸素運動になります。もし歩くのが大変な方は、八柱駅からバスも出ていますのでご安心ください。
​松戸市民の皆様、目の寿命は一般的に60歳と言われています。私のように全盲になる方は少ないかもしれませんが、60歳を過ぎると多くの人が目の健康に課題を抱えるようになります。
街で白杖を持った人を見かけたとき、「どう声をかけたらいいのだろう?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
​松視協では、目が見える「晴眼者」の方も大歓迎です!
年会費2000円の「賛助会員」になっていただければ、どなたでもこの体操サークルに参加できます。体操を通じて視覚障害者と触れ合い、お互いの理解を深める機会にしてみませんか?まずは月に1回、私たちと一緒に体を動かして健康を取り戻しましょう。明るく楽しい仲間があなたを待っています。
​もちろん、同じ視覚障害を抱える当事者の方のご参加も心よりお待ちしています。(視覚障害当事者は年会費3,000円です。)共通の話題で笑い合い、松戸市を障害者や高齢者、そして子育て世帯まで全員がいきいきと暮らせる街にするために、共に活動していきましょう。
​私たちの活動に年齢制限はありません。若い方から90代の方まで、「チャレンジしたい」という気持ちが一つあれば、メンバー全員で全力でサポートいたします。新しい仲間と出会い、健康を取り戻し、人生の新しい楽しみを一緒に増やしませんか?
​松視協では、体操以外にも様々な楽しいイベントを企画しています。
少しでもご興味を持たれた方は、ぜひ下部の問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。また、AI電話の番号も記載しております。お電話をいただければ、私からすぐに折り返しご連絡を差し上げます。
​皆様とお会いできる日を、楽しみにしています!