【全盲の私が直面する便秘の悩みと腸内環境の重要性について。松戸市視覚障害者協会の活動で新たな一歩を踏み出すお話】

      

【全盲の私が直面する便秘の悩みと腸内環境の重要性について。松戸市視覚障害者協会の活動で新たな一歩を踏み出すお話】

日本の春の公園で、男性の視覚障害者が点字ブロックを白杖を使いながら探り、歩いている画像です。

福祉団体アイズルームのブログへようこそ。このブログは、重度視覚障害のある当事者が自ら発信しています。音声読み上げソフトをご利用の方でもスムーズに内容が把握できるよう、複雑な構造や装飾を排除し、箇条書きなどを活用して分かりやすく表現しています。
​本日は、私の個人的な悩みでもある胃腸の働きについてお話しします。お食事中の方はいないと思いますが、もしそうであれば、一旦このページから退室してくださいね。
​私はここ2年ほど、食べたものが手品のように体の中で消えてしまい、全く排出されないのではないかと不安になるほど便秘に悩んでいます。還暦という年齢のせいか、あるいは2年前から全盲となり活動が縮小したことが原因でしょうか。病院にも通っていますが、担当医は薬をくれるだけでレントゲンを撮ることもなく、根本的な原因を追求してくれません。腸を整える整腸剤や下剤を出してくれますが、これを使うと次の日は外出ができなくなります。そのため、仕事もボランティアもない日を逆算して、その前日に飲むしかありません。
​一方で、私の息子や義理の息子は、食べ放題で一緒に食べていても、食べたその場でトイレに行きます。このように食べたらすぐに出る人たちがいますが、彼らは共通して痩せています。私と同じように食べていても便が出ない人は、偏見かもしれませんが皆さん太っています。これは胃腸の働きなのか、遺伝や体質なのか。
​ここで、医学的な観点から分析を整理します。
​医学的な分析と統計
1、直腸結腸反射と代謝の関係
食べたものがすぐに出る反応は、医学的には「直腸結腸反射」が非常に活発な状態です。便秘が5日も続くと、腸内に停滞した便から水分や老廃物が再吸収され、新陳代謝の低下や体調不良を招きやすくなります。
2、腸内細菌叢(フローラ)の影響
最新の研究では、太りやすい体質と腸内細菌のバランスには密接な関係があることが示されています。特定の細菌群が優位になると、エネルギーの吸収率が上がり、太りやすくなるという統計データもあります。
​本来、ご飯一杯を食べたらどれくらいが便として排出されるべきなのでしょうか。私の場合、下剤を飲んでもそれほど多く出るわけではなく、全てが身になってしまっているように思えてなりません。
​消化率と排出量についての医学的解説
1、ご飯一膳の消化と吸収
一般的に、白米などの炭水化物は非常に消化吸収率が高く、約90パーセント以上が小腸で吸収されます。
2、排出されるべき量
健康な大人がご飯一膳(150g程度)を食べた場合、カスとして排出されるのはごくわずかです。実は便の約80パーセントは水分で、残りの固形分のうち「食べ物のカス」は3分の1程度。残りは古くなった腸の粘膜や細菌の死骸です。
3、排出されない感覚の理由
食物繊維が極端に少ない食事では、便の「かさ」が増えないため、食べたものが消えたような感覚に陥りやすくなります。
​「健康は腸で始まる」と言われるように、精神状態や認知症のリスクも腸内環境に関わっているという説が注目されています。
​腸の働きと体全体の関わりについての最新医療
1、脳腸相関(のうちょうそうかん)
腸は独自の神経ネットワークを持ち、脳と密接に情報をやり取りしています。腸の状態が悪いと、不安感や意欲の低下を招くことが解明されています。
2、認知症と腸内環境
最新の医療研究では、腸内環境の悪化が脳の炎症を引き起こし、認知症の発症や進行に関与している可能性が指摘されています。
​健康のために野菜中心の食事を摂ればいいのですが、現実には非常に難しい問題があります。全盲になって2年の私にとって、多くの野菜を包丁でカットするのは危険ですし、ガスに火をつけるのも怖さがあります。また、経済的にも野菜は高く、調理後の洗い物の手間を考えると、カップラーメンやスーパーの総菜で済ませる方がはるかに楽です。
​糖尿病の担当医や栄養士からは「炭水化物を減らして野菜を」と指導されますが、言うのは簡単でも実行は困難です。以前、健康的な糖尿病冷凍食品を試したこともありますが、正直に言って不味くて続けられませんでした。そんなものを食べるくらいなら、味噌おにぎりやふりかけご飯を食べている方が、よほど生きる活力が出ます。しかし、そのような食生活を続けていると、また便秘になるという悪循環に陥ります。
​根本的な問題は、全盲となり、単独歩行はしているものの、晴眼者の頃に比べて活動量が激減したことにあると考えています。そこで、今月から松戸市視覚障害者協会の体操サークルに初めて参加してみることにしました。
​松戸市にお住まいの視覚障害をお持ちの皆さん。松戸市視覚障害者協会では、体操やテーブルテニス、さらにはブルーベリー狩りやぶどう狩りといった、目が見えなくても楽しめるイベントが盛りだくさんです。年会費は3000円です。年に一度の研修バス旅行もあり、仲間と課題を共有し、解決していく場でもあります。
​自分から動いて変えていかないと、この気だるい体調は改善されません。興味のある方は、下部の問い合わせフォームからご連絡ください。読者の皆様の松戸市内最寄り駅までご説明に伺いますし、お電話での相談も歓迎です。
​ここからは、松戸市で生活する視覚障害者の皆さんへ、大切なお知らせです。
​松戸市内には、障害者手帳を持っている視覚障害の方が約790人(令和4年度統計)いらっしゃいます。
私たちの集まりには、弱視の方でご自身で来られる場合は、もちろんお一人での参加も大丈夫です。
​しかし、視力の低下が心配で外出に不安を感じている方の多くは、同行援護のサービスを利用されています。
まだ同行援護を使ったことがない方や、サービスの内容について詳しく知りたい方は、遠慮なく私にお申し付けください。
使い方の手順から、優良なサービス提供企業の詳細まで、丁寧にお伝えいたします。
​私自身も、慣れた場所へは白杖を使い一人で行きますが、初めての場所や慣れない場所へは同行援護を利用しています。
実は私自身、松戸市の障害福祉課に連絡して認定を受けたものの、なかなか良い対応の事業所が見つからず、実際にサービスを利用できるまで8ヶ月もかかってしまいました。
自分に合った事業所を選ばないと、予約が取りにくいといった問題も起こります。
​私が経験したような遠回りを皆さんにはしてほしくありません。
だからこそ、あなたにぴったりの同行援護者を見つけるためのアドバイスをさせていただきます。
一人で悩まず、まずは気軽にご相談ください。
カテゴリー