【深夜のいじめ無料電話相談から始まった一日。高校認定試験という新たな旅立ちへの支援と、柏の葉公園のバラ園で五感に触れた初夏の訪れ。大谷翔平選手不在のドジャース戦で見つけたチームの底力。】

      

【深夜のいじめ無料電話相談から始まった一日。高校認定試験という新たな旅立ちへの支援と、柏の葉公園のバラ園で五感に触れた初夏の訪れ。大谷翔平選手不在のドジャース戦で見つけたチームの底力。】

千葉県立柏の葉公園内にある、色とりどりの満開のバラ園のバラの写真と、男性視覚障害者が白杖を持って立っている画像です。

福祉支援EYESROOM(アイズルーム)が配信する「全盲のお出かけ日記」ブログです。私たちはボランティア活動の一環として、深夜の時間帯に無料の電話相談室を実施しております。詳しくは当サイトホームページ( https://eyesroom.com/ )をご覧ください。
​昨夜は、いじめに苦しむ高校生のご本人と、そのご両親からの切実な相談が寄せられました。すでに学校へ相談し、いじめの証拠を洗い出して提示したことでいじめ自体はなくなったのですが、クラス全員から無視されるという事態に至っていました。少年が自殺までも考えていたという厳しい状況を鑑み、これ以上学校に期待しても何も変わらないため、ご両親と本人の間に立って少年にとって一番いい人生はどういうことか、本人の考えを一番最優先に話し合いました。その結果、高校をやめて高校認定試験を受けるという選択となりました。
​かつては大学入学資格検定(大検)と呼ばれていましたが、現在は「高等学校卒業程度認定試験(高認)」に変わっています。多様な進路があって構わないという考えのもと、この試験は新しい一歩を踏み出すための大切な手段となっています
この支援に関する打ち合わせや教育委員会への報告をまとめることで午前中は終わってしまいました。お昼はスタッフと一緒に「かつや」のカツ丼をいただき、午後からは千葉県立柏の葉公園へと向かいました。
​現在、公園内のバラ園は見頃のピークを迎えています。300円の駐車代はかかるものの、バラ園の入場券は無料です。一歩足を踏み入れれば、赤、白、黄色、そして淡いピンクと、様々なバラが咲き誇る様子が目に浮かぶようです。大輪の華やかなバラから可憐な小さな花まで、バラごとにプレートが刺さっており、花の種類や意味、香りの強さが記されています。
​バラ園の隣にある日本庭園「牧が原」も入場は無料です。園内には「松柏亭」というお茶屋さんがあり、小川のせせらぎが聞こえる素晴らしい場所です。ここでは「バラのアイスクリーム」が350円で食べられます。バラの粒なのか、芳醇なバラの香りがして、小さいカップではあるものの十分に楽しめます。バラ園も日本庭園も若干の段差はあるものの、車椅子の方やベビーカーを使用する方でも安全にご利用いただけるバリアフリー構造となっています。さらに、柏の葉公園内には点字ブロックが引かれており、視覚障害者の方でも白杖を使ってのウォーキングを単独歩行で楽しむことが可能です。
​公園を出た後は、柏の葉キャンパス駅につながる「柏の葉 T-SITE」の蔦屋書店へ。外のテーブルに座り、1時間ほど日光浴をしてきました。若い頃はサーフィンをしていた経験もあり、昭和の男なので夏となれば海に行き黒くなるのが当たり前だと思っていました。全盲となり海にはなかなか行けませんので、TSUTAYAの外のカフェで骨伝導イヤホンを聞きながら、ウルの優しい音楽を聞いてアイスコーヒーを飲む。これが全盲になった私の夏の訪れです。
​今日は昨日、大谷翔平選手が先発で投げたため試合を休みました。大谷のいない試合は見ないということで、夕方に試合結果を確認したところ、大谷の代わりに指名打者(DH)で出場したウィル・スミス選手がホームランを打ち、ロサンゼルス・ドジャースが勝利していました。大谷翔平がいなくても勝ってしまうチームの強さに、少しだけ残念な気もする複雑なファン心理でした。
​柏の葉公園内のバラ園は今が最高の見頃ですので、お近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみてください。週末は混んでいますが平日はガラガラです。そしてバラのアイスクリームも食べてみてください。
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