毎週木曜日と金曜日に、ボランティア活動として献血の呼びかけを行っています。朝10時にガイドヘルパーさんと待ち合わせをし、自宅に戻り解散するのが17時。毎回合計7時間のガイドを依頼しています。献血ルームでの活動自体は、お昼休みを挟んで11時から16時までの5時間、街頭に立ち少し大きな声で呼びかけを行います。
​この活動は収入を得るためではなく、社会貢献としての奉仕活動です。夏は酷暑で汗が噴き出し、冬は凍えるような寒さの中で立ち続けるため、決して楽なものではありません。献血は人の命をつなぐ「命のボランティア」であり、本当の意味で社会貢献の思いが強くないと続けられない活動だと実感しています。だからこそ、現場での時間は食事を楽しむためのものではなく、「一人でも多くの命を救うための活動の場」と割り切っています。短時間で簡単に食事を済ませ、残った時間を「どうすれば献血に協力してくれる方を増やせるか」という思考の場に充てたいと考えています。
​しかし、厳しい環境だからこそ得られる宝物もあります。活動を通じて他団体のボランティアの方々と出会い、そして何より献血会場へ温かいお気持ちで足を運んでくださる多くの方々と触れ合う中で、温かな人の輪が広がっていく喜びがあります。
​私は全盲となり、今は食べているものを目でみることができません。晴眼者だった頃と比べると、食事は味覚だけでなく「目で見て楽しむ要素」がいかに大きかったかを実感します。現役でバリバリと働いていた頃は、取引先との接待などでいくらでも美味しいものを食べてきました。だからこそ今の私にとって食事とは、単に美味しいものを食べること以上に「誰と食べるか」が大切です。好きな人や大切な人と過ごす時間であれば、たとえ質素なものであっても十分に幸せを感じられます。活動現場での食事は、シンプルかつ機能的に済ませるのが一番です。
これまでは自宅で作ったおにぎり持参で活動に臨んでいましたが、ご飯が少し柔らかいと数日に一度はボロボロとこぼしてしまうことがあり、周りの目線が気になっていました。また、移動などで同行援護のガイドヘルパーさんにお世話になる際、毎回コンビニへ寄って買い物に付き合ってもらうと、私自身の気遣いから「何か買ってあげなくちゃいけないのかな」という気持ちになり、つい私がお金を出してしまうことがありました。無給で行っているボランティア活動において無駄な出費を抑えたいという思いもありますし、ヘルパーさんもお仕事として来ていただいているプロです。ご家族や恋人ではないからこそ、お互いに余計な気遣いや無駄な負担を減らし、健全で対等な関係を保ちたいと考えています。事前にスティックタイプの補給食を大量購入しておけば、買い物の手間も省け、無駄な出費も抑えられます。
​身長180cmの体格でダイエットや糖質(糖尿病予防)も考慮しつつ、街頭での活動でもお腹が空きにくく、ポロポロとこぼれない、コンビニやスーパーで手に入る低糖質なスティックタイプの補給食を3つ選びました。
​SOYJOY(ソイジョイ) アーモンド&チョコレート
カロリー:145kcal
想定価格:120円前後
特徴:大豆をまるごと使用しており低GI・低糖質です。糖質を抑えたい方に最適で、しっとりとした質感のためポロポロこぼれず、綺麗に食べられます。
​丸善 PROFIT ささみプロテインバー(プレーン)
カロリー:約70kcal(1本あたり)
想定価格:140円前後
特徴:鶏ささみを主原料としたソーセージタイプのスティックです。高タンパク・超低糖質でダイエッターに適しており、ワンタッチでワンハンドで食べられるため手も汚れません。
​RIZAP 5Diet サポートバー チョコ味
カロリー:約140kcal
想定価格:180円前後
特徴:糖質を大幅にカットしながら、満足感のあるザクザク食感を実現した低糖質大豆バーです。糖質制限をしつつ、活動中の腹持ちを維持したい時に適しています。
以上3つのスティックを家族と一緒にスーパーへ行った際にまとめて購入し、味が飽きないようその時の気分に応じてボランティアの時に持参したいと思います。
​献血ルームには、コーヒーやジュース、スープなどが用意されたドリンクバーがあり、ありがたいことに我々ボランティアスタッフも利用させていただいています。もちろん、献血をしてくださる方々にはドリンクバーに加えてお菓子類や雑誌なども用意されていますので、献血が終わった後はぜひ休憩スペースでゆっくりとお体を休めていただければ幸いです。
今後もこの大切な活動をさらに広げていきたいと考えております。献血促進活動(街頭声かけボランティア)に参加してみたいと思われる方は、ぜひページ下部の問い合わせフォームよりご応募ください。同行援護の資格をお持ちの方はもちろん、お持ちでない方でも大歓迎です。
​同行援護の資格をお持ちでない方が付いていただく場合は、私は全盲に近い状態ですが、献血ルームの最寄り駅の改札までは白杖を使い単独で行ける為、活動時間は7時間ではなく、6時間となります。
​今後は柏や松戸だけに留まらず、この活動の輪を福祉支援団体EYESROOM(アイズルーム)として組織的に広げていきたいという夢を持っています。
​こうした恵まれた環境と温かい仲間たちに感謝しながら、現場での余計な手間や気遣い、出費を減らし、これからも一人でも多くの方の命を救うための献血呼びかけ活動に全力で取り組んでいきます。