私たちアイズルームは、障害福祉の支援を中心に活動している団体です。

今日は、皆さんが安心して生きていくために、とても大切なことをお話ししたいと思います。

増え続ける未成年者の「つらい気持ち」
いま、小・中・高校生の自殺者数がとても増え、過去最多を更新しました。これは、たくさんの子どもたちが、誰にも言えない苦しさを一人で抱えているということを示しています。

2024年の小・中・高校生の自殺者数は、暫定値で527人となりました。

その後、厚生労働省がまとめた2025年版の自殺対策白書によると、2024年の小・中・高校生の自殺者数は529人で、統計開始以来過去最多となったことが示されています。

つらい気持ちは、大人にも気づかれにくいことが多いんです。つらい気持ちを抱えながらも、学校にいつも通り出席している子は44%もいました。

なぜ、つらい気持ちを抱えてしまうのか
未成年の皆さんが自殺を考えるほど苦しくなってしまう原因は、一つではありません。さまざまな問題が重なって、心が耐えられなくなってしまうのです。

未成年の皆さんが抱えやすい、主なつらい原因

学校での悩み：勉強や進路の不安、友達との関係、いじめや部活でのプレッシャー。

健康の悩み：心や体の病気、体調不良、障害による困りごと。

家庭の悩み：親や家族との関係、家族の病気や経済的な問題。

将来の不安：自分の将来への焦り、やりたいことが見つからない苦しさ。

SNSでの悩み：ネット上でのトラブルや、他人と比べてしまうつらさ。

代表の私自身も、つらさを知っています
アイズルームの代表である私も、子どもの頃、心と体に大きな病気をしました。さらに、父のDV（家庭内暴力）と突然の失踪により、小学生の頃から母と姉3人の母子家庭で育ちました。

現在は障害者の社会起業家として生きています。

当時は、経済的にとても苦しい家庭環境でした。今なら半数以上の人が大学まで進学しますが、家庭の問題から、姉3人は中学を卒業してからすぐに働き始めました。私自身も、いくつものアルバイトをかけ持ちして、どうにか高校を卒業するのが精一杯でした。

人生は問題だらけで、私自身も何度も「もうダメかもしれない」というギリギリの状況を経験し、なんとか乗り越えてきました。

だからこそ、私は苦しんでいる人を一人でも助けたいという想いを強く持っています。

今から15年前、私は自分が母子家庭で苦労した経験から、生活に困っている方を住まいの面から支える「居住支援」を始めました。特に、お母さんと子どもたちを支えるシングルマザーの支援に力を入れています。

日本のシングルマザーのおよそ47%は年収200万円未満です。経済的な不安は、家庭内の雰囲気を暗くし、皆さんの心にも大きな影響を与えてしまうことがあります。

一人で悩まないで。アイズルームに電話して
もし今、あなたが少しでもつらい気持ちを抱えているなら、私たちアイズルームに連絡してください。

私たちアイズルームは、未成年者の皆さんの問題解決のための電話相談を、完全に無料で受け付けています。

家庭の問題、病気のこと、障害のこと、DV（家庭内暴力）のこと、学校のこと、進路のこと、友達のこと、いじめのこと…どんな問題でも構いません。あなたの話を、私たちが丁寧に、そして真剣に受け止めます。

あなたからの電話を、心よりお待ちしています。

【安心してください。秘密は絶対に守ります】

お電話の内容は、記録を取ったりすることは一切ありません。

あなたの秘密は厳守します。学校やご家族に話すことはありません。

私たちアイズルームの電話対応をするのは、実際に困難な経験をし、様々な問題を抱えながらも乗り越えてきた人たちです。公共機関が運営する支援電話相談や福祉団体の電話などとは異なり、私たち独自の経験に基づいて対応します。

民間での活動、そして完全無償のボランティアでの対応となるため、一度に対応できる人数には限りがあるかもしれません。ですが、私たちは一人ひとりの問題に一つずつ丁寧に向き合い、一緒に解決の糸口を探します。

いますぐ連絡を！
電話相談の受付は、問い合わせフォームか、AI電話にて、簡単な相談内容をいただければ、365日24時間受け付けています。順次、こちらから折り返しご連絡を差し上げます。

あなたの進路に悩んでいる高校生や大学生の方も、遠慮なくご相談ください。私たちアイズルームでは就労支援も行っており、学生向けの進路相談セミナーを開催した実績もあります。もちろん、これらの活動も全て無償のボランティアです。

未成年の皆さんの、勇気あるご連絡を心よりお待ち申し上げております。

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