みなさん、こんにちは。アイズルームです。私たちの健康な生活を支える基盤として、自分の歯をできる限り残すことはとても大切なことです。近年、歯科治療の技術は驚くべき進化を遂げており、これまでの常識を覆す新しい治療法が登場しています。今回は、テレビのニュースでも紹介された、健康な歯を極力削らずに修復する画期的な最新治療について詳しく解説いたします。
​この最新治療は、徳島大学発のスタートアップ企業が開発した技術です。従来の虫歯治療では、大きな虫歯ができたり前歯が大きく欠けたりした場合、歯を大きく削ってから銀歯や被せ物をすることが一般的でした。しかし、この方法では健康な歯の大部分まで一緒に削る必要があり、歯の寿命を縮める原因にもなっていました。
​今回注目されている最新技術は、デジタル技術と3Dプリンターを駆使した治療法です。まず、患者さんの口の中を精密に計測し、そのデータをもとに3Dプリンターで特別な2層の型枠を作製します。この特許を取得した型枠を使うことで、前歯が大きく欠けてしまったような症例でも、健康な歯を全く削ることなく、欠けた部分だけを精密に復元して治療することができます。歯科医師の技術に左右されにくく、歯と修復物の間に隙間ができにくいため、虫歯の再発を防ぐ効果も期待されています。現在は自由診療のため費用面の課題や量産が難しい段階ではありますが、全国への普及に向けて着実に進んでいます。
​さて、この「歯を削らない」「自分の歯を残す」という選択肢は、すべての人にとって素晴らしい朗報ですが、特に視覚に障害を持つ私たちにとっては極めて重要な意味を持っています。
​目が見えない、あるいは見えにくくなると、鏡を見て「歯が少し黒くなってきた」「歯茎が腫れている」といった初期の異変に自分で気づくことができません。痛みや違和感が出てからでは、虫歯がかなり進行しているケースが多くなります。また、歯科医院の診療室は機器が多く、うがいのコップの位置を確認して手に取るだけでも一苦労するという、視覚障害者ならではの緊張や負担もあります。だからこそ、日頃からの虫歯予防や歯周病予防が人一倍大切になります。
​万が一、虫歯や歯の欠損が見つかったとき、これまでは諦めて大きく削るしかなかった状況でも、今回の最新治療のように「健康な歯をそのまま残せる」技術があれば、将来にわたって自分の歯を維持できる可能性が格段に高まります。
​健康の維持には、毎日の丁寧な歯磨きや歯間ブラシによるセルフケア、そして定期的な歯科検診によるプロのチェックが欠かせません。それに加えて、このような患者の負担を減らす素晴らしい医療技術の選択肢が増えることは、私たちの心強い味方となります。これからもアイズルームでは、誰もが安心して健やかに暮らせる社会に役立つ最新情報をお届けしてまいります。