【視覚障害者支援に尽力される関根ジロー千葉県議の応援と熊谷俊人知事との面談へ|電電公社・国鉄の遺産を引き継いだNTT・JRの歴史的背景と、孫正義氏の挑戦、そして通信インフラが抱える情報管理の課題を考える】

      

【視覚障害者支援に尽力される関根ジロー千葉県議の応援と熊谷俊人知事との面談へ|電電公社・国鉄の遺産を引き継いだNTT・JRの歴史的背景と、孫正義氏の挑戦、そして通信インフラが抱える情報管理の課題を考える】

県議会の中で、視覚障害者に関する様々な支援を促進するための発言をしている議員のイメージを画像化したものです。

​本日は午後から、千葉県議会の関根ジロー議員が視覚障害者に関する重要な発言をされるため、その内容の確認と応援を兼ねて千葉県議会へ足を運んでまいります
​松戸の自宅から千葉市にある県議会までは、実は移動がなかなかに大変です。千葉都市モノレールにも乗る必要があり、感覚としては東京の国会議事堂へ行く方が随分と楽に感じられるほどです。
​それでも私がこうして現地へ向かうのは、関根ジロー議員には障害者支援の面で大変お世話になっているからです。盲導犬の普及・活動支援をはじめ、視覚障害者歩行支援を目的としたホンダ社内ベンチャー開発の靴装着型ナビゲーションシステム「あしらせ」の導入促進、さらには情報端末などの福祉支援補助金の拡充など、当事者に寄り添った様々な施策に尽力していただいています。
​また、議会の後には、千葉県知事である熊谷俊人氏との面談および名刺交換を行う予定です。
​実は、関根ジロー議員も熊谷俊人知事も、ともにNTTのご出身という共通の経歴をお持ちです。この「NTT」という存在について、長年ビジネスの現場に身を置いてきた経営者の視点から、少し掘り下げてみたいと思います。
​私は2年前までの30年以上にわたり、十数社の事業会社を経営してまいりました。その経営者時代に、非常に不可解で恐ろしい経験を何度もしています。NTTは日本を代表する情報処理・通信会社であるはずですが、私の経営する様々な会社宛てに、NTT本体ではない全く見知らぬ会社から、次のような営業電話が頻繁にかかってきたのです。
​「現在お使いのルーターが古くなっていますので点検させてください
「無償で提供していたNTTのWi-Fiが期限切れになりますので、新しいものと交換します」
​不審に思い、当時NTTの代理店をやっていた知人に確認したところ、NTTの取引先情報や、どこにどんな通信部品が設置されているかといった顧客情報が、一次・二次代理店などの間で共有、あるいは流出してしまっているのだろうという実態を知りました。少なくとも3年前までは、NTTしか知り得ないはずの情報が、無関係な企業の営業活動に利用されていたのです。
​実際に、NTT西日本の関係会社において、約900万件に及ぶ顧客情報が元派遣社員によって長年にわたり不正に流出し、名簿業者に渡っていたという大規模な情報漏洩事件が過去に発覚し、社会的な大問題となりました。通信インフラを担う企業としての情報管理の甘さは、ニュースでも厳しく批判されています。
​もちろん、関根ジロー議員や熊谷俊人知事の個人としての活動には全く関係のない話ではありますが、組織としてのNTT、そして同じく国鉄から民営化されたJR(東日本など)の生い立ちには、一人の叩き上げの経営者として思うところがあります。
​NTTは1985年に日本電信電話公社から、JRは1987年に日本国有鉄道から、それぞれ民間企業になりました。これらは、ゼロから市場を開拓し、血の滲むような努力と競争を勝ち抜いて立ち上がったベンチャー企業とは本質的に異なります。国が莫大な税金と歳月をかけて築き上げた通信網や鉄道網という「国家の遺産」をそのまま引き継ぎ、最初から圧倒的な市場独占優位性を持った状態でスタートした企業なのです。
​この国家的な独占に真っ向から戦いを挑んだのが、ソフトバンクの孫正義氏でした。
​2000年代初頭、孫正義氏は日本の遅れたインターネット環境を打破するため、NTTが独占していた通信回線(ダークファイバなど)の開放を求めて激しい闘争を展開しました。当時の監督官庁である総務省に対して「NTTが回線を融通してくれない」「これでは日本のIT化が遅れる」と強く訴え、時には総務省の担当課長に対して、このまま改善されなければ「ここでガソリンをかぶって死ぬ」とまで迫る命がけの交渉を行ったエピソードは有名です。
​このYahoo! BB時代に繰り広げられた総務省やNTTとの激しい交渉と競争の末に、通信回線の開放を勝ち取り、さらにその後の移動通信(携帯電話)事業への参入における電波(プラチナバンドなど)の割り当て闘争へと繋がっていきました。こうした歴史を振り返っても、国家の庇護のもとで遺産を引き継いだ巨大企業は、私にとって目標とする企業でもなければ、尊敬できる企業でもありません。
​今日お会いする関根ジロー議員、そして熊谷俊人知事という、千葉の未来を担うお二人には、そうした過去の巨大組織の体質とは無縁のところで、市民や県民、とりわけ社会的弱者と呼ばれる方々の声に真摯に耳を傾ける政治家であり続けてほしいと願っています。まずは本日の議会、しっかりとその発言を見届けてまいります。 
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