【白きベンチが繋ぐ40年の時。横浜元町の旅と、誇り高き職人時代の想い出】
同行援護の方と一緒に、 過去の懐かしい思い出をたどる横浜散策へ行ってきました。 無事に戻ってまいりましたので、今日の出来事と胸に込み上げた想いを綴りたいと思います。
行きの電車は、松戸方面から千代田線に乗り、 明治神宮前で1回乗り換えて横浜元町へと向かうルートです。
到着してまず向かったのは中華街。 今年ずっと食べたかった麻辣湯の中国人が経営する専門店へ行きました 。自分の好きな食材をトングで選んでいくスタイルで、野菜、 海鮮、お肉とバランスよく集め、スープと春雨麺をチョイス。 嬉しいことに無料でとうもろこし麺もプラスしてくれました。
お店の方によると、普通は女性で150グラム、 男性で250グラムほどが適量だそうなのですが、 私は目が不自由なこともあり、 加減が難しくて気づけば350グラム以上の食材を盛り付けてしま っていました。通常なら1200円ほどのところが、 なんと2500円ほどの豪華な麻辣湯に(笑)。 それでも自分好みの盛り付けで作っていただいた一杯は格別の味で した。
行きの電車は、松戸方面から千代田線に乗り、
到着してまず向かったのは中華街。
お店の方によると、普通は女性で150グラム、

中華街では、 普段から特にお世話になっている二人の姉へのお礼も果たしてきま した。シュウマイや中華まんの詰め合わせ( 冷蔵送料込みで各約5000円)を選び、 同行援護の方に代筆をしていただいて無事に発送を完了しました。
母親の葬儀の際、私自身は目が見えなかったため、 細やかな手伝いやサポートをたくさんしていただきました。 その節の深い感謝を込めた贈り物です。
賑やかな中華街をあとにし、次に向かったのは海の方角です。
40年以上前と変わらない佇まいを見せる山下公園。 足を踏み入れた瞬間、 当時の懐かしい空気が一気に蘇ってきました。 中華街の街並みは様々に変化していましたが、 山下公園の景色はほとんど変わっていませんでした。
そして公園に入ってすぐの場所で、 私が昔作ったベンチを見つけました。
カップルが海を見据えて座る、鋳物の重厚なベンチです。 肘掛けや脚部の鋳物部分は真っ白に塗られていました。 座面の木製部分は長年の間に何度か交換されていると思いますが、 両脇の袖の部分に関しては、 私が穴を開けて加工した当時のままでした。 何も変化することなく、 眩しいほどの白さでそこに佇んでいたのです。
高校を卒業して私が最初に入社したのが、 千葉県松戸市にある中村製作所でした。
日本全国の競技場や公園などのベンチ、椅子、 遊具などを専門に手掛ける歴史ある制作会社であり、 鍵メーカーでもあります。
私が創業する前、大変お世話になったサラリーマン時代。 その最後に作ったベンチが、今もなお山下公園にしっかりと並び、 訪れる人々を受け止めている。その事実に深く胸を打たれました。
ここで、一般の方にはあまり知られていないかもしれませんが、 本当に素晴らしい優良企業である中村製作所について少しご紹介さ せていただきます。
公式ホームページより拝見した中村製作所の企業情報は以下の通り です。
創業年月日:昭和27年(1952年)12月1日
設立年月日:昭和30年(1955年)12月2日
代表者:代表取締役社長 櫻田 正明
資本金:9,450万円
従業員数:約100名
事業内容・作っているもの:公園施設(屋外遊具、ベンチ、東屋、 休憩施設)、スポーツ施設(観覧席スタンドベンチ)、 インクルーシブ遊具等の企画・開発・製造・施工
会社のビジョン・取り組み: 半世紀前から製品に間伐材を採用するなど環境配慮に注力。 多様性を尊重し、 誰もが一緒に安全に楽しめるユニバーサルデザイン( インクルーシブ遊具)を推進。 子どもたちの遊び場づくりと快適な都市空間の創造に貢献していま す。
主な有名な商品:公園のベーシック遊具(すべり台、ブランコ、 ジャングルジム)、 子どもたちの感性を育むコンビネーション複合遊具( トットビルダー、プレイビルダー等)、 多様な子どもたちが一緒に遊べるインクルーシブ遊具、 全国の公園や街頭に設置される景観ベンチや屋外休憩施設など。
自分で事業を始めた後も、大きな思い出があります。
当時、積水化学工業様の顧客対応をしていた際、「阿修羅ウッド」 という製品に不具合が生じ、 全国で交換対応を行うという事態が発生しました。
当時、 私の会社にとって積水化学工業様は一番の大口取引先でした。 私は積水化学工業の部長様と一緒に中村製作所を訪れ、「 阿修羅ウッドの交換作業受注に向けて、 協力していただけないでしょうか」 と取引のお願いに行った時のことを今でも鮮明に覚えています。
中村製作所の担当者様は非常に親切に対応してくださり、 当時私の会社との取引についても大変前向きに検討してくださいま した。
最終的には発注まで至りませんでしたが、 私が若き日に1年間在籍した会社が、今もこうして存続し、 堅実に業績を上げ続けていることは、 元社員として本当に誇らしく思います。中村製作所は、 心から誇れる素晴らしい会社です。
松戸市にお住まいの方で、 これから就職や転職を考えている方がいらっしゃいましたら、 ぜひとも中村製作所への入社をご検討いただきたいです。 そこにはきっと、形に残る夢のある仕事が待っているはずです。
手で触れた白い袖部分の冷たさと、そこに刻まれた穴の感触。 40年の時を超えて、 自分の仕事が誰かの憩いの場を支え続けている喜びを噛みしめた、 かけがえのない横浜の旅となりました。
母親の葬儀の際、私自身は目が見えなかったため、
賑やかな中華街をあとにし、次に向かったのは海の方角です。
40年以上前と変わらない佇まいを見せる山下公園。
そして公園に入ってすぐの場所で、
カップルが海を見据えて座る、鋳物の重厚なベンチです。
高校を卒業して私が最初に入社したのが、
日本全国の競技場や公園などのベンチ、椅子、
私が創業する前、大変お世話になったサラリーマン時代。
ここで、一般の方にはあまり知られていないかもしれませんが、
創業年月日:昭和27年(1952年)12月1日
設立年月日:昭和30年(1955年)12月2日
代表者:代表取締役社長 櫻田 正明
資本金:9,450万円
従業員数:約100名
事業内容・作っているもの:公園施設(屋外遊具、ベンチ、東屋、
会社のビジョン・取り組み:
主な有名な商品:公園のベーシック遊具(すべり台、ブランコ、
自分で事業を始めた後も、大きな思い出があります。
当時、積水化学工業様の顧客対応をしていた際、「阿修羅ウッド」
当時、
中村製作所の担当者様は非常に親切に対応してくださり、
最終的には発注まで至りませんでしたが、
松戸市にお住まいの方で、
手で触れた白い袖部分の冷たさと、そこに刻まれた穴の感触。