【腎機能を示す「eGFR」の数値とは?60・45・30・15が意味する健康度と腎臓を守る生活習慣のポイント】
医療・ 介護サービスステーションの問題解決コンサルティングを行ってい る福祉支援団体EYESROOM(アイズルーム)です。 当団体では、事業者の皆様へのご支援にとどまらず、 地域の皆様が正しい医学的知識に基づいた健康管理や学習を行って いただけるよう、定期的に役に立つ医療・ 健康情報をお届けしております。
■ まずは昨日の食生活から考える「塩分と食習慣」の課題
私事で恐縮ですが、 昨日の食事内容を振り返ってみたいと思います。
前日の夜にパスタやピザなどの炭水化物を食べ過ぎてしまったため 、朝食は新鮮な生きゅうり1本とコーヒーで済ませました。 午前10時には松視協のぶどう狩り企画に参加し、 ぶどうを一房味わいました。 お昼は松視協の活動の合間にサイゼリヤでミラノ風ドリアとコーヒ ー。夕方会社へ移動した際にお菓子のシルクサンドを一袋つまみ、 夜はスタッフ全員が外回りから戻ってきたタイミングで「 くるまやラーメン」に行き、 ネギ味噌チャーシュー麺をいただきました。さらに夜遅く、 もう一度打ち合わせが入ったためチーズケーキとコーヒーを口にし ました。
こうして書き出してみても、 お世辞にも健康に良いとは言えない食生活です。
特に深夜の時間帯になると、 若いスタッフはラーメンなどを好む傾向があるため、 コミュニケーションも兼ねてどうしても一緒に行く機会が増えてし まいます。以前住んでいた東京の都心であれば、 深夜であっても健康的なメニューを提供するお店や多様な選択肢が ありました。しかし、 私たちが拠点とする千葉県東葛地域となると、 夜遅い時間帯には多くの外食店が店を閉めてしまい、 遅くまで営業しているラーメン店などに選択肢が限られてしまうの が実情です。
ラーメンなどは塩分が非常に多く、 60歳という年齢を迎えると、 体の数値や内臓への負担が大変心配になります。 塩分過多や偏った食生活が続くと、腎臓の機能が低下し、 最悪の場合は人工透析が必要になるケースもあります。
そこで本日は、 健康診断の血液検査などで目にする重要な指標である「eGFR」 という数値について詳しく解説いたします。
■ 腎臓の健康度を示す重要な指標「eGFR」とは?
健康診断の血液検査項目の中に「eGFR(推算糸球体濾過量) 」という項目があるのをご存知でしょうか。
eGFRは、腎臓にある「糸球体」 というフィルターが1分間にどれくらいの血液をろ過して老廃物を 尿として排出できているかを示す数値です。簡単に言うと「 あなたの腎臓が現在何点満点(何%)で働いているか」 を表す指標だと考えるとわかりやすいでしょう。
厚生労働省や日本腎臓学会の「CKD(慢性腎臓病) 診療ガイドライン」においても、eGFRは腎機能( CKDステージ)を評価する基準として位置づけられています。
画像や検査結果で示される主な区切りの数値(60、45、 30、15)には、医学的に以下のような明確な意味があります。
eGFR 60以上(正常〜軽度低下)
基準値は60 mL/分/1.73㎡以上です。 60以上であれば基本的に腎機能は正常範囲内、 または軽度の低下にとどまっています。ただし、 尿蛋白が出ている場合は注意が必要です。
eGFR 45〜59(中等度低下・G3aステージ)
eGFRが60未満の状態が3ヶ月以上続くと「CKD( 慢性腎臓病)」と診断されます。45〜 59は注意が必要な段階であり、 食生活の改善や塩分管理を意識し、 専門医への相談を検討するタイミングです。
eGFR 30〜44(中〜高度低下・G3bステージ)
腎臓の働きが本来の半分以下に落ちている状態です。 この段階になると、塩分制限(1日6g未満)だけでなく、 たんぱく質やカリウムの制限など本格的な食事療法や薬物治療が必 要になります。医療機関への定期受診が強く推奨されます。
eGFR 15〜29(高度低下・G4ステージ)
腎機能がかなり低下しており、 体にむくみや倦怠感などの症状が出やすくなります。 将来的な透析導入や移植について専門医と具体的な準備やリスク管 理を話し合う段階です。
eGFR 15未満(末期腎不全・G5ステージ)
腎臓のろ過機能が限界を迎えている状態です。 体内に老廃物や水分が溜まり、野放しにすると命に関わるため、 人工透析(血液透析・腹膜透析)や腎移植といった「腎代替療法」 が必要となります。
■ 高齢期と腎臓を守るために大切なこと
腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、 機能がかなり低下して15近くになるまで自覚症状がほとんど現れ ません。そのため、 健康診断でeGFRの数値を確認することが早期発見の唯一のカギ となります。
特に高血圧や糖尿病をお持ちの方、あるいは塩分の多い食事( ラーメンや加工食品など)を頻繁に摂る習慣がある方は、 腎臓の細い血管に常に強い負担がかかっています。塩分を控える( 目標1日6g未満)、適度な水分補給を行う、 定期的に検診を受けるといった日頃の意識が、 大切な腎臓を長く守る事につながります。
EYESROOMでは、 コンサルティング事業を通じて地域の医療・ 介護環境の質的向上を目指すとともに、 皆様が健康で豊かな生活を送れるよう、 今後も定期的で実践的な健康情報の配信を行ってまいります。
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私事で恐縮ですが、
こうして書き出してみても、
特に深夜の時間帯になると、
ラーメンなどは塩分が非常に多く、
そこで本日は、
■ 腎臓の健康度を示す重要な指標「eGFR」とは?
健康診断の血液検査項目の中に「eGFR(推算糸球体濾過量)
eGFRは、腎臓にある「糸球体」
厚生労働省や日本腎臓学会の「CKD(慢性腎臓病)
画像や検査結果で示される主な区切りの数値(60、45、
eGFR 60以上(正常〜軽度低下)
基準値は60 mL/分/1.73㎡以上です。
eGFR 45〜59(中等度低下・G3aステージ)
eGFRが60未満の状態が3ヶ月以上続くと「CKD(
eGFR 30〜44(中〜高度低下・G3bステージ)
腎臓の働きが本来の半分以下に落ちている状態です。
eGFR 15〜29(高度低下・G4ステージ)
腎機能がかなり低下しており、
eGFR 15未満(末期腎不全・G5ステージ)
腎臓のろ過機能が限界を迎えている状態です。
■ 高齢期と腎臓を守るために大切なこと
腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、
特に高血圧や糖尿病をお持ちの方、あるいは塩分の多い食事(
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