​みなさん、こんにちは。
​このブログを読んでくださっている方はどのような属性なのか、以前当団体が行ったアンケート調査によりますと、
第1位 何らかの障害を抱えていらっしゃる方
第2位 視覚障害者同行援護(ガイドヘルパー)
第3位 介護・医療従事者
第4位 障害者のご家族
第5位 個人事業主・中小企業経営者
という順位になっております。
​私自身が全盲の視覚障害者であり、中小企業の経営者、そしてボランティア団体の代表といった立場から発信しているため、こうした関心の高い読者のみなさまにお読みいただいているのだと感じております。いつも温かいご愛読をいただき、心より感謝申し上げます。
​本日お話ししたいテーマは「お風呂の安全改革」についてです。
​福祉支援団体 EYESROOM(アイズルーム)の今年の大きな取り組みとして、「補助金を活用した住宅改修」をテーマに掲げております。
​対象となるのは、
・障害者手帳をお持ちの方
・65歳以上で介護認定を受けている方
という2つの分類のいずれかに該当する方々です。
​ご自宅の1本の手すり設置から、安全なお風呂やトイレへの変更、段差を解消するバリアフリー化まで、約20万円の枠組みで利用できる自治体の補助金を活用した安全対策のご提案を行っております。
​本日は、その中でも特にお風呂場での安全問題に焦点を当ててお話しさせていただきます。
​みなさん、日本人の死因第1位をご存知でしょうか。答えは「悪性新生物(癌)」です。
厚生労働省の統計によりますと、癌で亡くなる方は年間で約38万人から39万人にのぼります。
​当団体では、癌を克服するための検査啓蒙活動や医療ケアに関する情報発信を行っております。
福祉支援団体EYESROOM代表の石原幸一が、柏駅前のダブルデッキにて柏献血ルームの献血推進呼び掛け活動ボランティアをしている写真です。視覚障害者の男性が白杖を持ち、献血看板を左手で支えながら赤十字社の赤いエプロンを着けて、写真に写っています。
さらに日本赤十字社の献血推進活動(声かけボランティア)を組織的に実施し、癌の手術等で不可欠となる血液製剤を一人でも多くの方に届けるため、献血の呼びかけにも力を尽くしております。
​一方で、日常生活の身近な場所にも大きな危険が潜んでいます。
年間の死亡者数を比較してみますと、警察庁公表の交通事故による死亡者数が年間約2,500人前後であるのに対し、消費者庁等の公表資料におけるお風呂場で亡くなる方(ヒートショック等による入浴中の急死推計)は年間約1万9,000人と推計されています。
実に、お風呂場で亡くなる方は交通事故の約7.5倍(※浴槽内での溺死のみの約6,000人で見ても2倍以上)という非常に高い数値なのです。
​そこで、私たち支援団体 EYESROOM では、お風呂場での事故を未然に防ぐため、次のような住宅改修工事をご提案・推進しております。
​・脱衣所とお風呂の入り口への手すり設置
・浴槽を跨ぐ場所への手すり設置
・お風呂場から立ち上がる場所への手すり設置
・お風呂場の床を滑りにくい構造へ簡易リフォーム
・万が一お風呂内で倒れてしまった際にドアが開かなくなる事態を防ぐため、また開閉時のふらつきを防ぐための折れ戸への交換工事
​
写真⑦浴室折れ戸扉交換
これらはすべて、自治体の住宅改修補助金の対象となる工事です。
​補助金を活用した住宅改修の流れは以下の通りです。
​当団体にて現地確認を行い、工事の見積もりおよび行政提出書類(見積書・理由書など)を作成し、地方自治体へ事前申請を行います。
​自治体からの承認が下り次第、実際の工事に着手いたします。
​工事が完了いたしましたら、一度費用の全額をお支払いいただきます。
​当団体にて工事完了報告資料を作成し、地方自治体へ提出いたします。
​後日、お客様が支払った費用から自己負担分を差し引いた補助金額が、お客様の口座へ直接振り込まれます。
​例えば、自己負担が1割の方の場合:
20万円の工事を行った際、一度20万円をお支払いいただきます。工事完了の報告手続き後、役所から1割(2万円)を差し引いた18万円がお客様の口座に還付される仕組みです。
​この住宅改修補助金制度はお風呂場に限らず家全体のバリアフリーに利用できるものですが、本日は特にお問い合わせの多いお風呂の安全対策について説明させていただきました。
​お風呂場での安全を守るため、ぜひこの補助金を有効活用して住宅改修をご検討ください。
​EYESROOMが行う各種住宅改修工事の詳細やご相談につきましては、「住宅改修相談室詳細ページ」をタップしてご確認ください。実際の特設ページへ移動いたします。
​最後になりますが、アイズルームという企業についてご紹介させていただきます。
​EYESROOM(アイズルーム)という名称は、人々の心に寄り添い、温かく見守る「眼差し」の「EYES」と、誰をも受け入れ、安心して過ごせる「部屋」を意味する「ROOM」を組み合わせて名付けられました。社会的課題や一人ひとりの抱える悩みに真摯に向き合い、誰もが自分らしくいられる場所でありたいという強い願いが込められております。
​当社では、当事者目線に立ったきめ細やかなサポートを提供するため、以下の相談室の運営をはじめとする多角的な事業を展開しております。
​・住宅改修相談室(障害者手帳や介護保険等の公的助成金を活用したバリアフリー工事・手すり設置の申請代行および施工)
・福祉支援相談室(障害を抱える方やそのご家族に向けた生活・環境の各種支援)
・物件管理相談室(お住まいや不動産に関するご相談・管理サポート)
・自立生活相談室(一人ひとりの自分らしい暮らしを支える生活設計の支援)
・独立起業相談室(障害をお持ちの方や事業者様の新たなチャレンジへの伴走支援)
・倒産廃業相談室(経営課題や資金繰り等に悩む経営者様への誠実なコンサルティング)
・経営問題解決コンサルティング事業
・社会福祉および地域社会支援事業
・日本赤十字社 献血ボランティア推進活動
・各種セミナーや企業研修の講師登壇・メディア出演活動
​EYESROOMは、これからもみなさまの安心で安全な暮らしと挑戦を、全力でサポートしてまいります。