​渋谷区で「ゴミのポイ捨てに対して2000円の過料(かりょう)」を科す取り組みがスタートしました。しかし、実際にボランティアでゴミ拾い活動をされている方々に現状を伺ったところ、「まだ街は浄化されておらず、さほど変化は見られない」という厳しい声が聞こえてきます。
​それでも私は、このようにマナーを守れない人たちに対して、2000円の過料を科す制度は絶対に必要であると考えています。
​ここで、読者の皆様にもしっかりと知っていただくため、渋谷区のホームページに掲載されている制度の概要を抜粋して詳しく説明します。
​渋谷区のポイ捨て防止制度について
​実施時期と対象となる行為
​渋谷区では、きれいな街づくりと環境美化を目的として、指定された区域内でのタバコの吸い殻や空き缶、ペットボトルなどのポイ捨て行為に対して過料を科す条例を施行・実施しています。
​過料の金額
​違反者に対して科される過料は「2000円」です。
​支払い方法
​指導員による現行の指導・摘発に基づき、その場で、あるいは指定された納付書などを用いて速やかに支払う仕組みとなっています。
(詳細なエリアや最新の運用状況は、渋谷区の公式ホームページをご確認ください)
​この2000円という制度を形骸化させず、実効性のあるものにするために、私は2つの具体的な対策を提案します。
​1. メガネ型デバイスによる「証拠の記録」
​ポイ捨てを確実に防ぐためには、監視役がメガネ型のカメラデバイスなどを着用し、必ず録画をしながら監視活動を行うべきです。いわば「現行犯」をしっかりと記録する体制を作ります。
これには2つの大きなメリットがあります。
​捨てていない人を間違えて犯人にしないため(冤罪防止)
​逆に「私は捨てていない」と嘘をつく人に対して、明確な証拠を提示するため
​最新のスマートフォンやガジェット、メガネ型デバイスを駆使して客観的な証拠を記録することは、これからの時代において極めて大切です。
​2. 販売側の「ゴミ箱設置」の義務化
​ポイ捨てを規制するだけでなく、商品を販売する側も責任を持ってゴミを回収する仕組みが必要です
​自動販売機:設置する場合は、必ずその横にペットボトルや缶のゴミ箱を1個以上設置する。
​コンビニ:店内・店外を問わず、必ずゴミ箱を設置する。
​テイクアウト飲食店:食べ歩きが流行している新大久保の韓国グルメや、原宿の若者向けスイーツ店などは、店舗外に必ずゴミ箱を設置する。
​神社やお祭りの露店:出店するなら、必ずその横にゴミ箱を併設させる。
​スーパーマーケット:様々な種類のゴミ回収ボックスを目立つ場所に配置する。
​商売をして飲食物を売る人は、売って終わりにするのではなく、最後まで責任を持つ。そのような世の中になって初めて、地球環境が真に守られるのだと私は確信しています。
​タバコとアルコールへの甘えを断ち切る
​さらに、ゴミの問題と地続きにあるのが「タバコ」と「お酒」のマナーです。
現在の日本は、喫煙場所以外の公園や道路での喫煙、そして路上での飲酒に対してあまりにも寛容すぎます。私はこれらを決して許しません。
​諸外国のように、指定された場所以外での屋外飲酒は法律や条例で難しくするべきです。タバコもお酒も身体に良いものではなく、公然と公園や公共施設などで飲んだり吸ったりしている姿は、子供たちへの教育としても決して良くありません。
あくまでも「指定された、許可されたエリア」の中だけで楽しむ。その一線を引くべきです。
​美しい日本が外貨を獲得し、未来を救う
​少子高齢化によって不況が続く日本にとって、観光立国としての歩みは極めて大切な資源です。海外から多くの観光客を招き、外貨を獲得するためには、国が清潔であることは大前提です。タバコのポイ捨てなどもってのほかです。
​ポイ捨てをなくし、路上喫煙や路上飲酒を徹底的に規制して、美しい街づくりを実現する。これこそが、これからの日本が生き残るために必要な環境対策であり、観光戦略なのです。